服の内部にファンを取り付け、継続的に風を送ることができる空調服は、代表的な熱中症対策のアイテムです。
しかし、猛暑日や高温多湿の現場では、空調服だけでは熱中症対策として物足りないこともあります。
そこで今回は、空調服以外の暑さ対策として活用できる熱中症対策アイテムを6つご紹介します。
空調服が使いにくい現場や、対策をもう一段強化したい場面でぜひ役立ててください。
空調服だけでは熱中症対策が不十分な場面
空調服は服の中に風を送り込み、汗を気化させて涼しさを得る仕組みです。そのため、湿度が高い現場や、粉じん・火気を扱うため送風ファンが使いにくい現場では、期待した効果を発揮しづらくなります。
また、屋内の閉め切った空間や無風の現場では、ファンで空気を動かしても熱がこもった空気そのものを入れ替えることは難しいものです。こうした場面こそ、空調服以外の暑さ対策を組み合わせる必要があります。
空調服以外で使える熱中症対策アイテム6選
空調服が使えない環境でも、体を効率よく冷やしたり、暑さによる負担を軽減したりできるアイテムは数多くあります。
それぞれの特徴を理解し、自分の作業環境に合ったものを選びましょう。
アイスベスト
アイスベストは、保冷剤を収納して体幹を冷やせる熱中症対策アイテムです。
空調服と併用できるタイプであれば、保冷剤によって冷たくなった空気を循環させられるため、より冷却効果に期待できます。
空調服を着用できない現場でも、アイスベストなら導入しやすくおすすめです。

ネッククーラー
ネッククーラーは、首元を集中的に冷やすことで暑さを和らげるアイテムです。
首には太い血管が通っているので、効率よく体温の上昇を抑えやすくなります。
軽量で装着しやすく、両手が自由に使えるため、建設現場や工場、倉庫など幅広い作業環境で活用されています。

冷感インナー
冷感インナーは、汗を素早く吸収・拡散させることで気化熱を促進させる熱中症対策アイテムです。
接触冷感機能を備えた製品なら、着用時にひんやりとした着心地を感じやすく、長時間の作業でも快適さを保ちやすくなります。
空調服の下に着ることで相乗効果も期待できるため、組み合わせて使うのがおすすめです。
バートル ドライフィット エアーフィット 4070 冷感インナー【まもる君】

アームカバー
アームカバーは、腕を覆って直射日光を遮り、日焼けや体感温度の上昇を抑える熱中症対策アイテムです。
接触冷感素材を使った製品なら、装着するだけでひんやりとした感触が得られます。
半袖の作業着と組み合わせれば、通気性を保ちながら腕まわりの暑さ対策ができます。
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遮熱ヘルメット
屋外の現場では直射日光でヘルメット内部の温度が上がり、頭部からの熱中症リスクが高まります。
遮熱機能を備えたヘルメットや、ヘルメットの中に着けるインナーを使うことで、頭部にこもる熱を軽減できます。
ヘルメットの着用が必須の現場では、空調服と合わせて頭部の暑さ対策も忘れずに行いましょう。
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アイテムだけに頼らない現場の暑さ対策
こまめな水分・塩分補給
暑い現場では、冷たい飲み物をいつでも飲める環境を整えることも重要です。
保冷ボトルを使用すれば、飲み物を長時間冷たい状態で持ち運べます。
水だけでなく、スポーツドリンクや麦茶などを入れておくことで、水分と塩分を効率よく補給しやすくなるでしょう。
休憩のタイミングを決めておく
アイテムでの対策とあわせて、決まった時間ごとに休憩を取る、無理を感じたらすぐに涼しい場所へ避難するなど、作業のルールを事前に決めておくことも熱中症対策として有効です。
暑さ指数(WBGT)が高い日は、休憩の頻度を増やすなどの調整も検討しましょう。
空調服以外の暑さ対策アイテムを選ぶときのポイント
空調服以外の暑さ対策アイテムは、作業内容や現場の環境に合わせて選ぶことが大切です。屋外の炎天下ではアイスベストやネッククーラーのように直接体を冷やすアイテムが、高温多湿の屋内では冷感インナーのように汗を素早く処理できるアイテムが向いています。
1つのアイテムだけに頼らず、複数を組み合わせることで、空調服が使えない場面でも熱中症のリスクを抑えやすくなります。
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まとめ
アイスベストやネッククーラー、冷感インナー、アームカバー、遮熱ヘルメットなど、空調服以外にも活用できる熱中症対策アイテムをご紹介しました。
空調服だけでは暑さが乗り切れないと感じる場合には、今回ご紹介したグッズを組み合わせることで相乗効果が期待できます。
また、熱中症対策アイテムだけに頼るのではなく、こまめな水分・塩分補給や適度な休憩もあわせて実践しましょう。
