「作業着のウエストゴムがきつくて、いっそ切ってしまいたい……」そう思ったことはありませんか?ズボンのウエストや袖口、裾にゴムが入った作業着は、体形やインナーの重ね着によって締め付けを感じやすいものです。ただし、ゴムを切ってしまう前に知っておきたいポイントがいくつかあります。この記事では、作業着のウエストゴムを切っていいケース・切らないほうがいいケースの見分け方から、切らずに緩める方法、どうしても切る場合の安全な手順まで、まもる君が詳しく解説します。
作業着のゴムの役割とは?

作業着のゴムには、以下のような役割があります。
- サイズ調整
- 異物の混入防止
- 生地の巻き込み防止
- 着脱の簡易化(ボタン式・ベルト式などと比較して)
このように、ゴムは単なる締め付けのためだけに入っているわけではありません。安易に切ってしまうと、これらの機能を丸ごと手放すことになる場合もあるので、まずは役割を理解したうえで判断しましょう。
作業着のウエストゴムは切ってもいい?NGなケースとの見分け方

ここでは、作業着のゴムを切ってもいいケースとNGなケースをそれぞれご紹介します。
切ってもいいケース
次のようなケースであれば、ゴムを切ることでメリットを得られます。
ゆったりと着ることができる
ゴムを切ると、ゆったりと着ることができます。サイズが小さい作業服は締め付けによる不快感や体調不良の原因です。締め付けや不快感がなくなると心身にかかるストレスもなくなるため、結果的に作業効率が高まるというメリットもあります。
着脱がしやすくなる
着脱がしやすくなるのも、ゴムを切るメリットの一つといえます。余裕のあるサイズ感で、着脱する際にひっかかりにくくなるからです。作業開始時および終了時に素早く着脱できると、時短につながり、時間をより有効に使えます。
切らないほうがいいNGなケース
一方、次のようなケースではゴムを切らないほうが賢明です。
防水性・防じん性などの機能が失われる
作業着の種類によっては、ゴムを切ることで必要な機能が失われることがあります。たとえば、防水性・防じん性の高いモデルは、ゴムを切ってしまうとせっかくの性能が失われてしまうことがあるので注意しましょう。これでは、ゆったり着れても、作業着を着ている意味がなくなってしまいます。
安全性が確保できなくなる
職場や作業によっては、ゴムを切ることで安全性を確保できなくなることがあります。たとえば、作業着の裾が機械に巻き込まれる、ずり落ちたズボンの裾を踏んで転倒するといったリスクが高くなります。作業着は正しく着用してこそ、高い安全性を確保できるものです。
迷ったら、まず「なぜそのゴムが入っているのか」を思い出してください。サイズ調整だけが目的なら切っても実害は少ないですが、防水・防じんや安全対策を兼ねているゴムは、切らないほうが無難です。
作業着のウエストゴムを切らずに緩める方法
「切る」以外にも、きつさをやわらげる方法があります。切ってしまうと元には戻せないので、まずはこちらを試すのがおすすめです。
アイロンでゴムを伸ばす
ゴムに軽くスチームを当てながら伸ばすと、多少ゆるくなることがあります。ただし、作業着は耐久性重視の厚手生地や二重仕立てのゴムを使っていることが多く、家庭着ほど伸びが出ないケースも珍しくありません。生地によっては熱で傷むこともあるため、目立たない部分で試してから全体に行いましょう。
お直し専門店・クリーニング店に相談する
ウエストゴムの入れ替えやゴム通し口からの部分調整は、お直し専門店やクリーニング店の「サイズ直し」サービスで対応してもらえることがあります。自分で切るのが不安な場合や、既製品のまま安全性を保ちたい場合は、プロに任せるのも一つの方法です。
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どうしても切る場合の安全な切り方の手順
それでも「やっぱり切りたい」という場合は、次の手順で慎重に行いましょう。
- まず試着しながら、どのくらい緩めたいか目安をつける(切りすぎ防止)
- ゴム通し口の縫い目をリッパーで数cmだけほどき、ゴムを完全に取り除くのではなく、一部を切って長さを詰め直す
- ほどいた縫い目は手縫いかミシンで縫い直す
- 生地の裁ち目を切った場合は、ほつれ止め液やジグザグ縫いで補強する
一度に切りすぎると元には戻せません。少しずつ試しながら進めるのが失敗しないコツです。裾や袖のほつれが気になる場合は、あわせて直し方も確認しておくと安心です。
>>【関連記事】服のほつれの直し方を徹底解説!自分で簡単・キレイに直す4つの方法
作業着のサイズダウンが一番おすすめ

ゴムを切りたくなるということは、作業着のサイズがそもそもキツ過ぎるともいえます。したがって、根本的な解決策としては、作業着をサイズダウンするのが一番おすすめです。ゴムを切ることなく、必要な性能や機能を保ちながら快適に着ることができます。この機会に、自分のヌードサイズを正しく測定し、体に合ったサイズの作業着に買い替えることを考えてみるとよいでしょう。
まとめ
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作業着のウエストゴムがきついとき、ゴムを切ることでゆったり着られたり着脱がしやすくなったりするメリットがある一方、防水性・防じん性などの機能や安全性が失われるリスクもあります。まずはアイロンで伸ばす、お直し専門店に相談するといった「切らない」方法を試し、それでも難しければ手順を守って慎重に切りましょう。ただし、一番確実なのは自分のサイズに合った作業着に買い替えることです。なお、私ども「作業着専門通販 まもる君」でも、幅広いサイズ展開の作業着を数多くお取り扱いしています。この機会に、ぜひ一度チェックしてみてください。
