着られなくなった作業着を捨てるとき、「燃えるゴミ(可燃ゴミ)で出していいの?」「分別はどうすれば?」と迷う方は多いのではないでしょうか。個人で使っていた作業着と、会社が従業員用に支給した作業着とでは、正しい処分方法が変わるため注意が必要です。
そこでこの記事では、作業着の捨て方を「燃えるゴミで出せるのか」という結論から、分別の手順・自治体ルール・リサイクルまでわかりやすく解説します。一度知っておくと必ず役に立つ内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。
作業着は燃えるゴミで出せる?基本の答え

結論から言うと、作業着は基本的に燃えるゴミ(可燃ゴミ)で出せることが多くなります。作業着は綿やポリエステルなどの布が主な素材で、多くの自治体で可燃ゴミに分類されるからです。
ただし、これはあくまで「個人が所有している作業着」を捨てる場合の話です。会社が従業員用に用意した作業着を処分する場合はルールが異なるため、次の章で詳しく確認していきましょう。
【個人・事業者で違う】作業着を捨てる前に知っておくこと
作業着の捨て方は、「誰の持ち物か」で大きく変わります。同じ作業着でも、家庭ゴミとして出せるケースと、法律上そうできないケースがあるのです。
個人所有の作業着は燃えるゴミでOKなことが多い
自分で購入して私的に使っていた作業着であれば、多くの場合は家庭の可燃ゴミとして無料で自治体回収に出せます。素材が布中心であれば、他の衣類と同じ感覚で処分して問題ありません。
事業者の作業着は「産業廃棄物」になる
一方、事業者(会社)が従業員用に支給した作業着をまとめて捨てる場合は、家庭ゴミではなく産業廃棄物として扱われます。この場合は、許可を受けた専門業者に委託して処分しなければなりません。
自己判断で家庭ゴミや不法投棄として処分すると、廃棄物処理法違反となり、罰金刑などが科されることがあります。会社の作業着を処分する際は、必ず正しいルートを確認してください。
作業着を捨てるときのゴミ分別の手順

ここからは、個人の作業着を捨てるときの分別手順を、流れに沿って見ていきましょう。ひと手間かけることが、環境保全とトラブル防止につながります。
①素材の種類を確認する
まずは洗濯タグなどで素材の種類を確認しましょう。綿・ポリエステルといった布素材であれば、可燃ゴミに分類される自治体がほとんどです。素材を正しく見極めて分別することが、適切な処分の第一歩になります。
②金属パーツなど異素材は取り外す
作業着に金属製のボタン・ファスナー・バックルなどが付いている場合、それらは不燃ゴミ扱いになる自治体が多くなります。簡単に取り外せるものは外して、素材ごとに分けておきましょう。
ただし、取り外しが難しい場合は、そのまま可燃ゴミとして出せることもあります。判断に迷ったら自治体のルールを確認してください。同じ「異素材の分別」という点では、樹脂や金属の先芯が入った安全靴の捨て方も参考になります。
>>【関連記事】安全靴の樹脂先芯タイプは燃えるゴミで捨てられる?正しい処分方法を解説
③社名・氏名が入った部分は処理する
作業着に会社名や個人名の刺繍・プリントが入っている場合は、その部分を切り取る・裁断するなどしてから捨てましょう。
悪意ある第三者に会社情報や個人情報を悪用されないための、防犯上の大切なひと手間です。
④自治体のルールに沿って分別・排出する
素材ごとに分けたら、可燃ゴミ・不燃ゴミなど、お住まいの自治体の区分に従って出します。ゴミ出しの曜日や指定袋のルールも自治体ごとに異なるため、あわせて確認しておくと安心です。
燃えるゴミ以外で作業着を手放す方法

作業着は捨てるだけでなく、リサイクルやリユースで手放す方法もあります。まだ使える状態なら、こうした選択肢のほうが環境にもやさしくおすすめです。
古布・資源ゴミとしてリサイクルに出す
自治体によっては、不要になった作業着を「古布」や「布ゴミ」として回収してくれる場合があります。これは資源ゴミ扱いで、リサイクルを前提とした回収のため、可燃ゴミで捨てるよりも有益です。回収拠点や対象品目は自治体ごとに異なるので、事前に確認しましょう。
まだ着られるならリユース・寄付も選択肢
汚れや傷みが少なく、まだ十分に着られる作業着であれば、リユースショップや寄付という手放し方もあります。捨てる前に「本当に処分すべきか」を一度考えてみると、無駄のない選択ができるでしょう。
まとめ
作業着は、個人で使っていたものであれば、多くの場合は燃えるゴミ(可燃ゴミ)として捨てられます。金属パーツなどの異素材は取り外して分別し、社名・氏名の入った部分は処理してから出すと安心です。ただし、事業者が従業員用の作業着を処分する場合は産業廃棄物扱いとなるため、必ず専門業者に委託しましょう。
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