介護施設の熱中症対策を解説!高齢者の命を守るポイントは?

介護施設の熱中症対策を解説!高齢者の命を守るポイントは?

介護施設の熱中症対策は、利用者の健康と命を守るためにも徹底する必要があります。高齢者ならではの特徴をよく理解し、適切な方法で対処していきましょう。とはいえ、実際にどんなポイントを押さえるべきか、どんな点に注意すべきかなど、よく分からないこともあるはずです。

そこで今回は、介護施設の熱中症対策について詳しく解説します。暑さに弱い高齢者の大切な命を守り、夏を笑顔で乗り越えていただくためにも、ぜひ読んでみてください。

介護施設で高齢者の熱中症対策を徹底すべき理由

介護施設で高齢者の熱中症対策を徹底すべき理由

はじめに、なぜ介護施設で高齢者の熱中症対策を徹底すべきか、主な理由について見ていきます。

体内の水分量が少ない

高齢者は、若者と比較して体内の水分量が少なくなっています。これは、加齢による保水能力の低下が一つの原因です。トイレが近くなり、水を飲んでもすぐに排出されてしまうといったことがあります。

また、体内の水分量が少ないため、脱水症状になりやすく、症状も悪化しやすいのも特徴です。

体温調節能力の低下

体温調節能力の低下も、高齢者が熱中症になりやすい理由の一つです。人は、暑いと感じると汗をかいてその気化熱により体温を下げようとします。

しかし、加齢などで汗をかく機能が低下し、体温調節能力が衰えてしまうと、熱が体内にこもってしまい、熱中症を発症してしまうのです。

のどの渇きを訴えにくい

高齢者は、のどの渇きを訴えにくいのも特徴になります。加齢により感覚が鈍化しているため、実際にはのどが渇いている状態であっても、自覚しづらいのです。

こうした状況により、気づいたら脱水が進んでいて大変な状態だったというケースもあります。自らのどが渇いたと言われなくても、スタッフが積極的に水分摂取を進めるようにしましょう。

水分摂取を控える人が多い

高齢者は、トイレに行くのを気にして水分摂取を控える人も多くいます。高齢になると、どうしてもトイレが近くなり、ときには間に合わないことも多々あるからです。

排泄は、人の尊厳にかかわる問題でもあり、一筋縄ではいきません。しかし、水分摂取を我慢するほうが体に悪いことであると根気よく伝え、理解してもらうことが大切です。

介護施設での熱中症対策のポイント

介護施設での熱中症対策のポイント

ここでは、介護施設での熱中症対策の主なポイントをご紹介します。

利用者のこまめな観察を怠らない

まずは、スタッフが利用者のこまめな観察を怠らないことが基本です。利用者の中には、これぐらいのことで手間をかけたくないといった気持ちから、不快感や体調不良を伝えてこないことがあります。

急に無口になった、視線がとろんとしているなど、体に触れると熱いなど、違和感を覚えることがあったら、速やかに涼しい場所に移動して水分摂取を促すとともに、医師の指示を仰ぎましょう。

こまめな水分・塩分摂取をすすめる

介護施設では、利用者にこまめな水分・塩分摂取をすすめましょう。しかし、中には、なかなか口にしてもらえないケースもあります。

その場合、食事に汁物を増やす、デザートにとろみの付いた飲み物ややわらかめのゼリー・プリンといった水分量が多くのど越しがよいものを出してみましょう。すると、うまくいくことが多くなります。

>>【関連記事】暑さ対策におすすめの食べ物と飲み物は?熱中症を撃退するコツ!

涼しい室内環境に整える

介護施設では、常に涼しい室内環境に整えることが大切です。具体的には、以下のようなことを心がけましょう。

  • エアコンの温度・風量・角度を微調整する
  • 定期的に室内を換気して熱気や湿気を逃がす
  • 窓に遮熱カーテンを使用して外気温の影響を下げる
  • サーキュレーターや扇風機で空気を循環させる
  • 屋内で休むときは涼しい衣類や寝具を用意する

熱中症対策グッズを活用する

高齢者でも簡単に使える熱中症対策を活用すると、涼しく過ごしてもらうことができます。たとえば、首に巻くだけで涼しいネッククーラーは、おしゃれな色やデザインのものも増えており、気軽に取り入れてもらえることでしょう。

また、氷のう(アイスパック)やハンディファンも、介護施設での熱中症対策に向いています。

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施設内で熱中症対策マニュアルの共有を

施設内で熱中症対策マニュアルの共有を

介護施設では、熱中症対策マニュアルをスタッフで共有しましょう。全員が正しい知識を学び、実施することで、施設全体の適切な熱中症対策につながります。

定期的に勉強会を開き、新たな知識やグッズの使い方、最近の対処例などを共有するのもよいでしょう。利用者の健康と命は、皆さんたちに委ねられています。暑さに負けず、笑顔で過ごしていただくためにも、徹底しましょう。

>>【関連記事】おばあちゃんの熱中症対策のポイント!高齢者ならではの注意点も!

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まとめ

介護施設の熱中症対策は、高齢者ならではの体の特徴をよく理解し、適切な方法を複数組み合わせて実施することがおすすめです。まずは、この記事でご紹介した内容を参考に、ご自身の施設にて熱中症対策マニュアルを作成・共有して、スタッフ全員の意識を高め、ケアできるようにしましょう。

なお、私ども「作業着専門通販 まもる君」でも、ネッククーラーをはじめ、介護施設の熱中症対策におすすめの涼しいグッズをお取り扱いしています。大口注文もお受けしておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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