ハイカットの安全靴を履くと、足が蒸れるという意見をよく耳にします。確かに、ローカットやミドルカットの安全靴と比較すると、蒸れやすい条件が揃っているのは事実です。とはいえ、それだけが原因ではありません。
そこで今回は、ハイカットの安全靴が蒸れる原因や蒸れない1足を選ぶポイントについて詳しく解説します。さらっと快適に履きたい人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
ハイカットの安全靴が蒸れる原因

はじめに、ハイカットの安全靴が蒸れる原因について詳しく見ていきましょう。
フィット性が高い反面通気性が悪い
ハイカットの安全靴は、足首までフィットすることが最大のメリットです。しかし、その半面、湿気の出口を失いやすく、蒸れやすいといえます。
これは、ハイカットの安全靴の構造上の理由といえるでしょう。
長時間履き続けることで大量の汗がこもる
ハイカットの安全靴を長時間履き続けると、靴の内部に大量の汗がこもりがちです。人の足は、想像以上に大量の汗をかきます。安全靴は、長時間履き続けることが多いため、なおさらです。
特に、1足だけを履き続けると、汗が乾くタイミングを失ってしまうため、蒸れやすくなります。
サイズが合わないことで足にストレスがかかり余計に汗をかく
そのほかにも、サイズが合わないことで足にストレスがかかっているケースもあります。サイズが合わないことで、無意識にイライラすることから、足に汗をかきやすくなるからです。
安全靴を履くと足が痛かったり窮屈だと感じる、反対に、大き過ぎて足が内部で動いてしまうといった場合は、サイズが合っていないと考えられます。
【蒸れない】ハイカットの安全靴の選び方

ここでは、蒸れない&快適なハイカットの安全靴の選び方のご紹介します。それぞれよく読んで参考にしてください。
通気性のよい素材を使っている
まずは、通気性のよい素材を使っているモデルをおすすめします。安全靴に使われる素材として代表的なのが、メッシュ素材です。
メッシュ素材は空気や水の通り道が多く、湿気がこもりにくい構造になっています。蒸れやすいと感じる場合は、メッシュ素材を使ったモデルを選ぶとよいでしょう。
通気性のよさを考えた設計
安全靴を選ぶときは、通気性のよさを考えた設計かどうかチェックしてみてください。たとば、メーカー独自のベンチレーションシステムを採用している安全靴は、大変通気性がよい設計になっています。
湿気を効率よく逃がすことができるため、内部がジメジメしにくく快適です。
安全靴 樹脂先芯 ミズノ MIZUNO オールマイティ軽量ミッドカット ALMIGHTY LSll 21M
自分の足のサイズに合っている
自分の足のサイズに合っている安全靴を選ぶことで、足にストレスがかからず無駄な汗をかきにくくなります。普段履いている靴のサイズが、現在の正確なサイズであるとは限りません。
自分の足にぴったりな1足を選ぶためにも、改めて測定し直しましょう。
こまめに内部の湿気を逃がすことも大切

安全靴を履かないときに、以下のような方法で内部の湿気を逃がすようにしましょう。
- 新聞紙や乾燥材を靴の内部に入れておく
- 十分に陰干しする
- なるべく複数の安全靴をローテーションで履く
こまめに安全靴の湿気を逃がすことで、さらっと快適に履き続けやすくなります。
まとめ
ハイカットの安全靴は、構造上どうしても蒸れやすいといえます。しかし、蒸れにくい素材や設計を採用している、自分の足のサイズに合ったモデルを選ぶことで、さらっと快適に履くことが可能です。また、こまめに安全靴の内部の湿気を逃がすことも大切になります。
なお、私ども「安全靴専門通販 まもる君」でも、人気のハイカットの安全靴を豊富にお取り扱いしています。蒸れにくい素材や設計のモデルも数多くございますので、ぜひチェックしてみてください。
