コックコートのボタンは、一般的なシャツやジャケットとは少し異なる見た目をしています。
なぜ丸いボタンなのか、ボタンの向きに決まりはあるのかと疑問に思ったことがある方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、コックコートのボタンには意味があるのか、付け方や向きについて解説します。
コックコートのボタンには意味がある?
コックコートのボタンはデザイン性だけでなく、厨房での作業効率や安全性を考えて採用されています。
それぞれの役割を知ることで、コックコートならではの工夫が理解できるはずです。
緊急時にすぐ脱げる構造になっている
コックコートには、取り外し可能なくるみボタンが採用されているタイプが多いです。
この構造は、熱湯や油が服にかかった場合でも、素早くコックコートを脱げるように考えられています。
一般的なボタンよりも着脱しやすく、万が一の事故が起きた際に素早く対応できる点が大きな特徴です。
くるみボタンで料理のトラブルを防ぐ
コックコートによく使われるくるみボタンは、生地で覆われた丸いボタンです。
一般的な樹脂ボタンよりも角が少なく、調理器具やエプロンなどに引っ掛かりにくいという特徴があります。
また、ボタンが割れたり溶けたりして料理に混入するのも防げる点では、料理人側だけでなく、提供される側の安心にもつながっています。
男性・女性どちらでも使える向きになっている
一般的なシャツは、男性用と女性用でボタンの向きが異なることが多くあります。
一方、コックコートは男女兼用モデルが多く、ボタンの向きを男女で区別しない製品が一般的です。
そのため、スタッフ全員で同じデザインを採用しやすく、ユニフォームの統一感を保ちやすいというメリットもあります。
コックコートのボタンの付け方は?
コックコートのボタンが外れてしまった場合は、自分で付け直すことも可能です。
特にくるみボタンを縫い付ける際は、2本取りの太めの糸を使用し、生地とボタンの間に約5mm程度の糸足を作ることがポイントです。
糸足を作ることで、ボタンが適度に浮いた状態になり、生地に負担がかかりにくくなります。
また、着脱もしやすくなり、ボタンが引っ張られて外れるリスクも軽減できるでしょう。
ボタンはきつく縫い付けるのではなく、少しグラグラと動く程度に仕上げるのがコツです。最後に糸足へ数回糸を巻き付けて固定すると、耐久性も高まります。
頻繁にボタンが外れる場合は、糸の劣化や生地の傷みが原因になっていることもあるので、状態を確認しながら補修しましょう。
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まとめ
コックコートのボタンには、厨房で安全かつ快適に作業するためのさまざまな工夫が詰まっています。
取り外しやすい構造は緊急時の安全性につながり、くるみボタンは引っ掛かりや異物混入のリスクを抑える役割があるのです。
また、多くの製品では男女兼用で使いやすいボタン配置が採用されています。
ぜひコックコートのボタンに関する役割を覚え、正しく着用してみてくださいね。
