洗濯で白い粉がつく原因は?柔軟剤で洗濯物が白くなる人も必見!

洗濯で白い粉がつく原因は?液体洗剤でも粉が出る理由と対処法

黒や紺のズボンを洗濯機から取り出したら、白い粉のようなものがびっしり付いていた——液体洗剤を使っているのに、なぜこんなことが起こるのか不思議に思った経験はありませんか。「粉洗剤の溶け残りでは?」と思う方も多いのですが、実は液体洗剤でも同じ現象は起こります。

この記事では、洗濯で白い粉がつく原因を一つずつ確認しながら、すでに付いてしまった粉の落とし方と、今後発生させないための予防法までまとめてご紹介します。

洗濯で白い粉がつく主な原因

洗濯で白い粉がつく原因

まずは、洗濯で白い粉がつく主な原因を見ていきましょう。液体洗剤を使っていても起こりうる原因ばかりなので、心当たりがないか順番にチェックしてみてください。

洗剤や柔軟剤の量が多すぎる

洗剤や柔軟剤を規定量より多く入れると、すすぎで完全に流しきれず、繊維の間に残った成分が乾く過程で白い粉として浮き出てきます。「多めに入れたほうがよく落ちる」というのは思い込みで、規定量を超えても洗浄力は上がりません。白い粉が付く以外にも、黄ばみや肌荒れの原因になることもあります。

洗濯物を詰め込みすぎている

洗濯槽に衣類を詰め込みすぎると、水や洗剤が全体に行き渡らず、すすぎも不十分になりがちです。特に白っぽい服やタオル類は繊維くずも絡みやすく、白い粉が目立ちやすくなります。一度にたくさん洗いたい気持ちは分かりますが、洗濯機の容量の7〜8割程度を目安にしましょう。

すすぎが足りていない

節水コースや時短コースを多用していると、洗剤の成分が衣類に残ったまま乾いてしまうことがあります。すすぎは洗剤成分を洗い流す工程そのものなので、ここが不足すると白い粉として残るのは当然の結果ともいえます。洗濯機の機種や洗濯物の量によっては、標準設定でもすすぎが足りないケースがあります。

洗濯槽の汚れ

洗濯槽の裏側には、洗剤カスや皮脂汚れ、カビなどが少しずつ蓄積していきます。この汚れが洗濯中に剥がれて衣類に付着すると、白っぽいカスとして目立つことがあります。洗剤や柔軟剤に問題がなくても粉が付く場合は、洗濯槽の汚れを疑ってみてください。

>>【関連記事】洗濯機の白いカスがなくならない原因は?対策と落とし方を解説

水道水のミネラル分(硬水)

水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が、洗剤の成分と反応して溶けにくい石けんカスを作ることがあります。これは液体洗剤・粉末洗剤を問わず起こる現象で、地域によって水の硬度が異なるため、同じ洗剤・同じ使い方でも白い粉が出やすい家庭と出にくい家庭が生まれます。

洗剤が水に十分溶けきっていない

「液体洗剤だから溶け残るはずがない」と思われがちですが、水温が低いと洗剤の成分がうまく分散せず、そのまま衣類に付着してしまうことがあります。特に冬場や、洗濯機に直接洗剤を注いですぐ運転を始めた場合に起こりやすい現象です。洗剤投入口を使う、または少量のぬるま湯で軽く溶かしてから加えると、溶け残りを減らせます。

すでについてしまった白い粉の落とし方

原因が分かっても、今すでに付いている白い粉をどうにかしたい、という方も多いはずです。ここでは、付着してしまった白い粉の落とし方をご紹介します。

>>【関連記事】洗濯後の白い汚れの原因と取り方|作業着のプロが徹底解説

乾いたらブラシや濡れタオルで払い落とす

白い粉が乾いた状態であれば、洋服ブラシで軽く払うか、固く絞った濡れタオルで拭き取るだけで落ちることがほとんどです。ゴシゴシこすると生地を傷めるので、表面を撫でるように優しく行いましょう。

落ちない場合はクエン酸を加えてもう一度すすぐ

ブラシで落ちない、あるいは繊維の奥まで入り込んでしまった場合は、洗面器に水とクエン酸小さじ1杯程度を溶かし、衣類を数分浸けてからもう一度すすいでみてください。クエン酸はアルカリ性の石けんカスやミネラル成分を中和して落としやすくする効果があります。色柄物は色落ちしないか目立たない部分で確認してから行うと安心です。

洗濯で白い粉がつかないようにする予防法

洗濯で白い粉がつくときの対処法

ここからは、白い粉を今後発生させないための予防法をご紹介します。どれも難しいことではないので、できるところから取り入れてみてください。

洗剤や柔軟剤は規定量を守る

洗剤・柔軟剤のパッケージに記載された規定量を守りましょう。計量キャップで正確に測ることで、白い粉の予防だけでなく、洗剤の使いすぎによるコスト増や環境負荷も抑えられます。

洗濯物を詰め込みすぎない

洗濯物の量は、洗濯槽の7〜8割程度にとどめましょう。適量にすることで水や洗剤がすみずみまで行き渡り、すすぎ残しも起こりにくくなります。洗濯の回数は増えても、仕上がりの良さを考えれば結果的にプラスです。

すすぎ回数を増やす

節水コースを使っている場合は、白い粉が気になるタイミングだけでもすすぎ回数を1回増やしてみてください。洗濯機によっては、標準コースのままでもすすぎ回数や水量を個別に設定できるものがあります。

洗濯槽をこまめにクリーニングする

市販の洗濯槽クリーナーを使い、月1回程度を目安にクリーニングしましょう。洗濯槽の汚れが原因の白い粉を防げるだけでなく、生乾き臭の予防にもつながります。

それでも改善しない場合は洗剤・洗濯機の見直しも

洗剤や柔軟剤・洗濯機を買い替えることも検討

ここまでの方法を試しても改善しない場合は、洗剤や柔軟剤、洗濯機そのものを見直すことも検討してみてください。粉末洗剤を使っている場合は溶け残りしにくい液体洗剤やジェルボールタイプに、古い洗濯機を使っている場合は最新型に替えるだけで、今までがウソのように白い粉が付かなくなることもあります。いきなり洗濯機を買い替えるのが難しい場合は、まず洗剤を替えてみるところから試してみるとよいでしょう。

まとめ

洗濯で白い粉がつく原因は、洗剤・柔軟剤の入れすぎや洗濯物の詰め込みすぎ、すすぎ不足、洗濯槽の汚れのほか、水道水のミネラル分や洗剤の溶け残りなど多岐にわたります。液体洗剤を使っていても発生しうる現象なので、「洗剤を変えたばかりなのに」と慌てず、まずは今回ご紹介した原因を一つずつチェックしてみてください。すでに付いてしまった粉はブラシやクエン酸で落とせますし、日頃の使い方を少し見直すだけで再発も防げます。

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