台風や大雨のたびに「浸水対策グッズは何を用意すればいいのか」と検索する方が増えています。結論から言うと、必要なグッズは大きく2種類です。土のう・止水板・防水シートのような「水を入れない」グッズと、レインブーツや防災ヘルメットのような「避難に備える」グッズです。この記事では、それぞれ具体的に何を揃えればよいのかを種類別に解説します。
浸水対策はなぜ必要なのか
日本は台風が多数通過・上陸する国であり、自然現象であるため避けることができません。さらに近年は、爆弾低気圧や線状降水帯・ゲリラ豪雨も多発しています。
浸水には、河川の水があふれる「外水氾濫」と、市街地の排水が雨量に追いつかず起こる「内水氾濫」の2種類があります。河川から離れた地域や海抜が高い地域であっても、内水氾濫のリスクからは逃れられません。「うちは大丈夫」とは言い切れないのが実情です。
水を入れない浸水対策グッズ
ここでは、浸水そのものを防ぐための浸水対策グッズを厳選してご紹介します。
土のう・吸水土のう
浸水対策の基本が土のうです。布袋に土砂を詰めたもので、重ねて積むことで敷地内や建物内への浸水を防ぎます。最近は、水を注ぐだけで膨らむ「吸水土のう」も普及しており、土砂の調達が要らない分、より手軽に備えられます。玄関先や駐車場の出入口など、水の通り道になりやすい場所に置くのが基本です。
止水パネル・止水板
屋外からの浸水を食い止めるには、止水パネルや止水板も有効です。工具不要で設置できる製品が多く、床下浸水・床上浸水対策に向いています。敷地の境目は土のう、建物の入口は止水パネルというように2段階で備えると、対策の抜けが減ります。
防水シート
防水シートは文字通り防水効果のあるシートで、雨漏りなどによる浸水を防ぐのに役立ちます。水害発生時は雨漏り修理の依頼が集中し、業者にすぐ来てもらえないことも珍しくありません。防水シートがあれば、修理が完了するまで一時的に雨風をしのぐことができます。
玄関まわりの浸水対策
浸水対策グッズを検索する方の多くが、実は玄関からの浸水を気にしています。玄関は土のうを置くだけでは隙間から水が回り込みやすいため、玄関の形状に合わせた止水シートや、ドア下の隙間をふさぐ防水テープを併用するのがおすすめです。設置に工事がいらない突っ張り式のタイプなら、賃貸住宅でも導入しやすいでしょう。
浸水対策グッズを選ぶときのポイント
種類が多く迷う場合は、次の3点で選ぶと失敗しにくくなります。
- 工具なしで設置できるか(緊急時にすぐ使えるかどうかの分かれ目です)
- 保管場所を取らないか(毎年使うとは限らないため、コンパクトに収納できることも重要です)
- 繰り返し使えるか(使い捨てタイプは補充の手間とコストがかかります)
浸水前にやっておきたい直前対策
グッズの設置とあわせて、次のような直前対策もしておくと被害を抑えられます。
- 家電製品や家具を高い位置に移動する
- 使用していないコンセントは抜き、感電・漏電のリスクを減らす
- 通帳や印鑑などの貴重品・重要書類をまとめておく
- お住まいの自治体のハザードマップで、浸水想定区域と避難経路を確認しておく
避難する際に備えておきたいグッズ
浸水の備えは、建物内での待機用と、避難所への避難用のグッズもそれぞれ必要です。
【建物内での待機用】
- 水・食料
- 懐中電灯・ランタン
- 携帯用ラジオ
- モバイルバッテリー
- 室内用シューズ
【避難所への避難用】
- 防災用ヘルメット
- 軍手
- 安全靴・長靴(防水タイプがベスト。水に浸かった道は何が沈んでいるかわからないため、底のしっかりしたものを選びましょう)
- レインコート
- ヘッドライト(両手がふさがらないため避難時に便利)
- 傘(足元の障害物などの確認になる)
避難時の足元は、長靴の中でも防水性の高い安全長靴を選ぶと、浸水した道を歩く際の踏み抜き事故も防げます。
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まとめ
浸水対策グッズは、土のう・止水板・防水シートのように「水を入れない」ためのグッズと、ヘルメット・長靴のように「避難に備える」ためのグッズの両方をセットで揃えることが大切です。いざというときに慌てずに対処でき、安心してやり過ごすことができます。まずは今回ご紹介したグッズを中心に、早めに検討・準備しておきましょう。
なお、私ども「作業着専門通販 まもる君」でも、水害の備えにもおすすめの安全靴や防災ヘルメットなどを多数お取り扱いしています。いざというときの備えに、ご自分や大切な人を守るためにも、ぜひご検討ください。
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