安全靴は臭いがこもりやすく、履くことが日常の作業員にとっては悩みの種でもあります。
そこで普段からできる対策として10円玉が良いと聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、安全靴の臭いは10円玉で解決できるのか、臭いを取る方法についてご紹介します。
なぜ10円玉で安全靴の臭いが取れるの?
なぜ10円玉で安全靴の臭いが取れるのか気になる方も多いでしょう。
10円玉は95%が銅でできており、銅には抗菌・消臭作用があります。
安全靴の臭いの原因は、汗や皮脂をエサに繁殖した雑菌によるものなので、銅の抗菌作用によって臭いの元となる菌を減らすことができるのです。
また、銅イオンはアンモニア臭や酸性臭の中和にも効果があり、自然な消臭力を発揮します。
薬剤を使わず、身近なアイテムで臭いを軽減できるため、安全靴に10円玉を入れるのはコスパ最強の対策法といえるでしょう。
10円玉を使った安全靴の臭いを取る方法
10円玉を使って安全靴の臭いを取るには、特別な準備は必要ありません。
できればピカピカで新品の10円玉を用意するのみです。
では、10円玉を使って安全靴の臭いを取る具体的な方法について見ていきましょう。
10円玉を数枚靴に入れる
方法はいたってシンプルで、安全靴を使用後に10円玉を複数枚入れておきます。
靴のつま先や中敷の下などに入れておくと、より広範囲に10円玉の効果が発揮するのでおすすめです。
大体4〜5枚入れておけば、安全靴に満遍なく敷いておけるでしょう。
夜に入れたら朝には取り出しておく
10円玉を入れっぱなしにしておくのはあまりおすすめできないため、夜に入れたら朝には取り出しておくようにしましょう。
10円玉を入れっぱなしにしていると、湿気によって錆びてしまい本来の抗菌・消臭作用が発揮できない可能性があるからです。
10円玉を取り出した際は軽く拭いてあげるとより衛生的です。
10円玉以外にもできる安全靴の臭い対策
ここでは、10円玉以外にもできる安全靴の臭い対策についてご紹介します。
消臭スプレーを使用する
手軽で即効性のある方法が安全靴専用の消臭スプレーです。
銀イオン配合タイプやアルコール除菌タイプなど、臭いの原因菌を直接抑えられます。
毎日使う前後にスプレーすることで、臭い消しに大きな効果を発揮するでしょう。
中敷を抗菌・消臭タイプに変える
中敷(インソール)を抗菌・消臭タイプに変えるのも1つの方法です。
中敷は汗や皮脂が最も吸収しやすい部分なので、臭いの根本的な発生を防ぎましょう。
洗えるタイプの中敷を選ぶと、清潔な状態を長くキープできます。
安全靴を使ったら日陰干しする
作業後は中敷や靴紐を外し、風通しのよい日陰で乾燥させましょう。
湿気がこもったまま放置すると、雑菌の繁殖が進みやすくなります。
定期的に乾燥させることで、安全靴の臭い対策として非常に効果的です。
まとめ
今回は、安全靴の臭いは10円玉で解決できるのか、という点について解説しました。
銅が持つ抗菌・消臭作用を活用できるので、安全靴使用後に10円玉を数枚入れておくのは効果的だとわかってもらえたはずです。
ぜひ、お手軽な対策として10円玉を活用してみてください。