安全靴を修理すべきなのは、どんな状態でしょうか。どんなに高性能・高機能な安全靴でも、履き続けるうちに傷んでくるのは避けられません。状態によっては、そのまま履き続けるのではなく、速やかな修理が必要なことがあります。
そこで今回は、安全靴を修理すべきなのはどんな状態か、修理するのと買い替えるのとどちらがよいかといったことについて詳しく解説します。ぜひ、最後まで読んでみてください。
傷んだ安全靴を修理せずに使い続けるリスク

傷んだ安全靴を修理せずに使い続けると、十分な耐久性・安全性が確保できず、使用中にケガをするリスクが高まります。これでは、何のために安全靴を履いているのか分かりません。
傷んだ安全靴は、「まだこのまま使っても大丈夫だろう」「特に支障はなさそうだ」と自己判断せず、修理するかもしくは買い替えることが大切です。
安全靴を修理すべき状態は?

ここでは、安全靴を修理すべき状態について詳しく見ていきましょう。
つま先の穴あき
つま先の穴あきを発見したら、すぐに修理しましょう。安全靴はつま先に大きな負荷がかかるため、穴あきが発生しやすい部分になります。
安全靴のつま先には先芯が入っており、つま先に直接衝撃が伝わらないようにガードしています。つま先に穴あきがあるということは、想定された衝撃からつま先を保護できない可能性があるため、修理が必要なのです。
かかと内側の破れ
かかとの内側が破れている場合も、修理が必要です。かかとの内側も、足を踏ん張る際などに負荷がかかりやすいため、傷みやすい場所といえます。
内側なので見た目には影響ありませんが、安全性を確保するために早めに修理しておきましょう。
靴底のすり減り
安全靴の靴底がすり減っているようなら、修理するのがおすすめです。靴底が減ることで重心バランスが崩れたり、グリップ力が低下して滑りやすくなります。
靴底が減って溝が浅くなっている、特定の部分が減っていて靴を置くと浮いている部分がある、靴底を貼り替えるなどの修理が必要です。
側面の縫い目のほつれ・破れ
側面の縫い目のほつれや破れも、見つけ次第修理しましょう。いずれも、安全性の低下につながります。
側面の縫い目のほつれや破れは、一気に広がることがあり、思わぬ事故を招くこともあります。
安全靴を修理するより買い替えがおすすめなケース

以下のようなケースでは、安全靴を修理するより新たに買い替えるのがおすすめです。
- 購入後1~3年を過ぎている(安全靴としての寿命)
- 全体的に傷みがひどく修理するほうが高く付く
- 機能や性能に不満がある
もちろん、愛着のある1足であれば、可能な限り修理をして履き続けるのもよいでしょう。その場合でも、履き替え用としてもう1足用意しておくと安心です。
まとめ
安全靴の傷みを発見したら、速やかに修理しましょう。状態によっては、そのまま履き続けると足に負担がかかり痛みや疲労などの原因になります。また、十分な安全性を確保できなくなり、安全靴本来の目的を遂げられません。なお、購入後1~3年を過ぎている、全体的に傷みがひどく修理するほうが高く付く、機能や性能に不満があるといった場合は、買い替えがおすすめです。
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