トラック作業時には、ヘルメットの着用義務があります。安全を確保し、効率よく作業するためにも、適切なヘルメットを着用しましょう。とはいえ、トラックのドライバーなのになぜヘルメットの着用義務があるのか、どんなヘルメットを着用すべきかなど、まだよく分からないという人も多いことでしょう。
そこで今回は、トラック作業でのヘルメットの着用義務について詳しく解説します。関連法令や具体的な選び方など、知っておいて損のない内容ですから、ぜひ読んでみてください。
トラック作業ではヘルメットの着用義務がある
トラック作業では、ヘルメットの着用義務があります。労働安全衛生法により、2023年10月以降、最大積載量2トン以上の貨物自動車の荷を積み降ろす作業でヘルメットの着用が義務化されたためです。
違反をすると、労働安全衛生法第120条に基づき、事業主およびドライバーに50万円以下の罰金が科されることがあります。
トラック作業時にヘルメットが着用義務になった理由
トラック作業時にヘルメットが着用義務になったのにも、理由があります。トラックのドライバーは、多くの場合で荷台からの荷物の積み下ろし作業も業務の一つです。
その際、荷台から墜落する可能性があるため、頭部を保護して事故やケガを予防する必要があります。こうした背景を元に、ヘルメットが着用義務となったのです。
トラック作業時のヘルメットの選び方
ここでは、トラック作業時のヘルメットの選び方を具体的に見ていきます。
一定の安全基準を満たしている
まずは、一定の安全基準を満たしているヘルメットを選びましょう。一定の安全基準とは、トラック作業の場合、JIS規格の墜落時保護用基準を満たしているものを指します。
なお、作業用ヘルメットの中には、JIS規格の墜落時保護用基準を満たしていないモデルもあります。現在使用中のヘルメットをそのまま流用したいといった場合は、必ず基準を満たしているか確認してからにしましょう。
通気性がよくて蒸れにくい
ヘルメットを選ぶときは、通気性がよくて蒸れにくい設計かどうかも忘れずにチェックしましょう。夏場は元より、頭部には想像以上に汗をかくものです。汗のムレを防いで快適に着用するためにも、重要なポイントといえます。
たとえば、空気穴がある、メーカー独自のベンチレーションシステムを採用しているといったモデルは、通気性がよくて蒸れにくいといえます。
フィット感がよい
フィット感がよいことも、よいヘルメットの条件です。ヘルメットを長時間着用し続けるほど、フィット感のよい・悪いの影響が大きくなります。
具体的には、頭部に負担がかかりにくい設計、クッション性の高さ、調整のしやすさの点をチェックしてみてください。
まとめ
トラック作業においては、2023年10月より一定の基準を満たしたヘルメットの着用義務が施行されました。トラックのドライバーでも、荷台の積み下ろし作業を伴う場合は、必ずJIS規格の墜落時保護用基準を満たしているヘルメットを着用しましょう。
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