安全靴の洗い方の一つとして、重曹を使うパターンをご紹介します。安全靴でも、水洗い可能なモデルは、重曹を活用することで簡単に汚れを落とすことが可能です。とはいえ、どんな手順で洗えばよいのか、どんな点に注意すればよいのかなど、よく分からないことも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、安全靴の重曹を使った洗い方について詳しく見ていきます。一度知っておくと役に立つ内容ですから、ぜひご覧ください。
安全靴を重曹で洗うメリット

はじめに、安全靴を重曹で洗うメリットを詳しくご紹介します。
簡単に汚れを落とせる
重曹は弱アルカリ性なので、皮脂汚れなどの酸性汚れを効率よく落とすことが可能です。安全靴の内部は、どうしても皮脂汚れがたまりやすいため、重曹との相性が抜群といえます。
効率よく簡単に汚れを落としたいのなら、重曹で洗うことをおすすめします。
脱臭効果も期待できる
重曹には脱臭効果があるため、汚れを落としながら嫌な臭いも消すことができます。安全靴は長時間履き続けることから、汗や皮脂などとホコリが混じって雑菌が繁殖し、臭いも発生しやすいものです。
安全靴の臭いが気になる人は、周囲へのエチケットとして重曹で洗ってみるとよいでしょう。
安全靴の重曹を使った洗い方

ここでは、安全靴の重曹を使った洗い方について、主なステップごとに解説しましょう。
安全靴の泥汚れなどをブラシでざっくり落としておく
はじめに、安全靴の泥汚れなどをブラシでざっくり落としておきましょう。
単に重曹を使うだけでは、泥汚れまでは落とすことができません。ひと手間かけて泥汚れをざっくり落としておくことで、重曹が安全靴の隅々まで行き届きやすくなり、より仕上がりがキレイになります。
40度のお湯に重曹を溶かして安全靴を浸ける
大きな容器にお湯1リットルにつき重曹大さじ4杯程度を溶かし入れて重曹水を作り、安全靴を漬けましょう。重曹水は、安全靴が完全に漬かるぐらいの量を用意するのがポイントです。
特に汚れがひどいところは、重曹水に漬けた段階で軽くこすっておくとよいでしょう。
1時間程度放置した後スポンジやブラシで軽く擦る
1時間程度放置したら、スポンジやブラシで安全靴を軽く擦ると、しつこい汚れも簡単に落ちるはずです。このとき、力を入れてゴシゴシこすると安全靴の素材が傷むのでやめましょう。
もしも落ちない汚れがあっても、ゴシゴシこすることで安全靴を傷めては本松転倒です。
きれいな水でよくすすぎ陰干しで完全に乾燥させる
汚れが落ちたらきれいな水でよくすすぎ、重曹の成分を完全に流しましょう。すすぎが不十分だと、黄ばみなどが出たりざらざら感が残ったりします。
すすぎが完了したら、陰干しで完全に乾燥させましょう。なお、安全靴の内部はどうしても湿気がこもって乾きにくくなります。少しでも早く乾燥させるには、新聞紙を丸めたものを入れて吸収させる&こまめに交換するといったことを試してみてください。
洗った後も重曹を使って臭い対策を

安全靴を洗った後も、重曹を使って臭い対策を行いましょう。重曹の臭い吸収効果によって、嫌な臭いを撃退できます。
やり方はとても簡単で、布製の小さな巾着袋に重曹を適量入れたものを安全靴の内部に入れておくだけです。臭いと同時に湿気を吸収してくれるのも、メリットになります。重曹の消臭効果は、約2か月ほど続きますが、効果が弱くなったら新しく交換してください。
まとめ
今回は、安全靴の重曹を使った洗い方について詳しくご紹介しました。重曹を使って洗うことで、安全靴の汚れや臭いをスッキリ落とすことができます。ただし、水洗い可能なタイプの安全靴に限るので注意してください。安全靴を洗い終えた後も、普段から重曹を使って臭い対策を行うこともおすすめです。
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