最近話題のオキシクリーン®、安全靴にも使えることをご存じでしょうか?もちろん、いろいろと注意点はありますが、オキシクリーン®で簡単に汚れを落とすことができたら嬉しいですよね。
そこで今回は、安全靴のオキシクリーン®を使った洗い方について詳しくご紹介します。ぜひ、この記事を参考にして安全靴の汚れと臭いをスッキリ洗ってみてください。
オキシクリーン®とは?

オキシクリーン®は、酸素系漂白剤の一種です。漂白剤の中でもマイルドな効果で知られており、素材を痛めにくく、色ものにも安心して使えるなどの点で知られています。
ただし、本革・合成皮革・エナメルといった素材には使えないので注意しましょう。こうした素材に使用すると、素材が劣化したり変色したりして、逆効果になります。
オキシクリーン®を使った安全靴の洗い方を解説

ここでは、オキシクリーン®を使った安全靴の洗い方を詳しく解説します。
靴用ブラシで表面の汚れを落とす
最初に、下準備として靴用ブラシで安全靴の表面に付着した汚れを落としておきましょう。安全靴の表面には、泥や砂・ホコリといった汚れがたくさん付着しています。こうした汚れは、オキシクリーン®に漬けただけでは落とすことができません。
また、事前に安全靴の表面の汚れを落としておくことで、オキシクリーン®の効果をさらに高めることができます。
40~60℃のお湯にオキシクリーン®を適量溶かす
次に、40~60度のお湯にオキシクリーン®を適量溶かしてオキシクリーン®溶液を作りましょう。このとき、まんべんなくよく溶かすことが大切です。
また、安全靴がしっかり浸かる量のオキシクリーン®溶液を作ることが大切です。
安全靴を浸して6時間程度放置する
安全靴を浸して、6時間程度放置してみてください。オキシクリーン®の効果により、汚れをゴシゴシこすらずともスッキリ落とすことができます。
漬け置きが終わるころには、水がびっくりするほど黒くなっていることがあります。
水でよくすすいだ後陰干しで完全に乾燥させる
汚れがおちたら、安全靴を水でよくすすいだ後、陰干しで完全に乾かしましょう。水分が残っていると、雑菌やカビの温床となったり、嫌な臭いが発生したりすることがあります。
このとき、新聞紙を丸めたものを安全靴の中に入れておき、数回交換するとより早く乾燥しておすすめです。
オキシクリーン®で安全靴を洗うときの注意点

オキシクリーン®で安全靴を洗う場合、いくつか注意すべき点があります。
長時間漬けたままにしない
まずは、長時間漬けたままにしないようにしましょう。規定の時間以上漬けても、汚れ落ちが比例して高まるわけではありません。オキシクリーン®はマイルドな漂白剤ですが、長時間漬けたままにすると、素材にダメージが加わるリスクが高まります。
同様に、濃度を高めても汚れ落ちがグンと高まるわけではありません。
ゴム手袋を使用する
オキシクリーン®で安全靴を洗う際は、ゴム手袋を使用してください。オキシクリーン®の成分により、手荒れの原因になることがあります。特にアレルギー持ちの皆さんは、反応が出やすいので注意しましょう。
なお、手にオキシクリーン®が付着した場合は、すぐに大量の水で洗い流してください。
金属部分の腐食に気を付ける
安全靴に金属が使われている場合は、金属部分の腐食に気を付けましょう。オキシクリーン®が金属部分に付着すると、腐食してしまうことがあります。
金属が使われている安全靴はオキシクリーン®を使うのをやめておくか、なるべくオキシクリーン®が付着しないように注意しながら使ってみてください。
まとめ
水洗いできる素材の安全靴には、オキシクリーン®を使ってキレイにできることがあります。まずは、水洗いできる素材か、オキシクリーン®を使っても大丈夫か、使用説明書やメーカーのサイトなどで確認してみてください。初めて使う場合は、念のためごく狭い範囲でテストしてみるのもよい方法です。
なお、私ども「安全靴専門通販 まもる君」でも、あらゆるタイプの安全靴を豊富にお取り扱いしています。安全靴の交換・買い替えの際には、ぜひご検討ください。
※オキシクリーン®は米国、チャーチ&ドワイト社の登録商標です。
