「登山用インナーにはどんな下着を選べばよいか、よく分からない」「登山用インナーにおすすめのベースレイヤーの選び方を知りたい」
これからの登山シーズンを全力で楽しむには、登山時の服装をきちんと整えることも重要なポイントですよね。
そこで今回は、登山用インナーにおすすめの下着・ベースレイヤーの選び方について、詳しく解説します。知っておいて損のない内容ですから、ぜひご一読ください。
登山用インナー(ベースレイヤー)を着るメリットや重要性
登山用インナーは、ベースレイヤーとも呼ばれます。登山服は、アウターレイヤー・ミドルレイヤー・ベースレイヤーの3層を重ね着するのが一般的です。
登山用ベースレイヤーを着ると、以下のようなメリットがあります。
- 汗冷えを防いで体を守る
- 体を自然にサポートしてけがを防ぐ
- 快適な着心地をキープしてパフォーマンスを高める
これだけのメリットがあるのですから、大変重要な意味があることがお分かりいただけることでしょう。
登山用インナー(ベースレイヤー)は重ね着をする前提で選ぶ
登山用インナー(ベースレイヤー)は、重ね着をする前提で選びましょう。その理由は、登山中の気象条件や体調の変化に対して、常に最適な服装に整える必要があるからです。
ご存じのように、山の天気は目まぐるしく変化します。また、そのときの体調によっても、暑く感じたり肌寒く感じたるすることもあるでしょう。そのため、1枚ですべて対応しようとせず、ミドルレイヤーやアウターレイヤーとの重ね着を前提に選ぶことが大切です。
登山用インナー(ベースレイヤー)の選び方
ここでは、登山用インナー(ベースレイヤー)を選ぶ際に、必ず押さえておきたいポイントを4つご紹介します。
吸汗速乾機能付き
登山用インナー(ベースレイヤー)は、吸汗速乾機能付きを選ぶことをおすすめします。吸汗速乾機能により、汗をかいても素早く吸収・発散してくれるため、登山時に命取りとなる汗冷えを防ぐことができるからです。また、いつもサラッとした着心地をキープできるため、パフォーマンスも向上します。
なお、綿素材は汗が乾きにくく、体が冷えるのでNGです。
ストレッチ性が高い
ストレッチ性が高い登山用インナーを選ぶことで、登山中のパフォーマンスを高めることが可能です。また、自然に体をサポートすることで、ケガを防ぐこともできます。
ただし、サポート力が高過ぎると、窮屈に感じたり血行不良の原因になり、体調を崩すことがあるので注意しましょう。特にコンプレッションウェアと呼ばれる下着は、サポート力が高めになるため、自分のサイズに合っているか、好みの着心地かといった点がが重要になります。
季節に合った保温能力
登山用インナーは、季節に合った保温能力を持つものを選びましょう。特に、標高が高い山に登る、夕方~夜間に滞在するなどの場合は夏でも保温能力の高いインナーがおすすめです。
夏だから大丈夫だろう、昼に下山する予定だから問題ない、といった考え方でいると、痛い目に遭う可能性があります。快適かつ安全に登山を楽しむためにも、決して忘れないでください。
軽量で体に負担がかかりにくい
軽量で体に負担がかかりにくいことも、登山用インナーを選ぶポイントの一つといえます。登山する際、荷物の重量は足腰にダイレクトに負担がかかるからです。当然ながら、必要な荷物を揃えつつ、できるだけ軽量にまとめる必要があります。
実際に、登山愛好者の皆さんから人気が高いアイテムは、軽量で体に負担がかかりにくいよう考えられているものが多く見られます。
まとめ
ベースインナーとも呼ばれる登山用インナーには、汗冷えを防いで命を守る、体を自然にサポートしてケガを防ぐなどの重要な役割があります。具体的には、吸汗速乾機能付き、ストレッチ性が高い、季節に合った保温能力などのポイントを満たす下着を、ミドルレイヤーやアウターレイヤーとの重ね着を前提に選ぶと間違いがありません。
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