ヘルメットあごひもの役割

作業用ヘルメットのあご紐の付け方|締め方・調整・交換のやり方も解説

ヘルメットのあご紐、正しく付けられていますか?付け方があいまいなまま使っていると、いざというときに固定力が発揮できません。
そこで今回は、作業用ヘルメットのあご紐の正しい付け方から、締め方の目安、バックルの調整方法、交換のやり方・タイミングまでまとめて解説します。
今使っているヘルメットを見直すきっかけにしてください。

ヘルメットのあご紐が持つ役割とは?

ヘルメットのあごひもが持つ役割とは
ヘルメットのあご紐には、主に「ヘルメットの固定」と「ヘルメットの脱落を抑える」という2つの役割があります。

ヘルメットの固定

あご紐でヘルメットを固定することで、作業時の動作でズレにくくなります。
ヘルメットがズレるとストレスになるだけでなく視界不良につながり危険です。作業の妨げにならないためにも、あご紐でしっかり固定しておきましょう。

ヘルメットの脱落を抑える

落下物や飛来物、墜落の危険がある現場では、頭部保護のためにヘルメットを着用します。
どれだけ性能の高いヘルメットでも、脱落してしまえば意味がありません。あご紐は装着者の身を守るうえで欠かせない部品です。

ヘルメットのあご紐の正しい付け方

あご紐の付け方は、次の手順で確認すると迷いません。

1. ヘルメットを正しい位置でかぶる

まずヘルメットを深めにかぶり、額がしっかり覆われる位置に合わせます。浅くかぶった状態であご紐を締めても、固定力は発揮できません。

2. あご紐を通してバックルで留める

左右のあご紐をあごの下で合わせ、バックルで留めます。留め方はバックルの種類によって異なるため、次の項目で確認してください。

3. 長さを調整して指1〜2本のスキマにする

留めたあとにアジャスターで長さを調整し、あごと紐の間に指1〜2本分のスキマができる状態にします。詳しい締め方の目安は後述します。

バックルの種類と留め方

作業用ヘルメットのあご紐に使われるバックルは、主に次の3タイプです。

ワンタッチバックル:左右のパーツを差し込むだけで留まるタイプ。着脱がしやすく、多くの工事用ヘルメットで採用されています。
Dリングタイプ:金属や樹脂のリングに紐を通して固定するタイプ。細かい長さ調整がしやすい反面、慣れるまで留めにくく感じることがあります。
スライド式(ラチェット式):あご紐の途中にあるスライダーを動かして長さを変えるタイプ。片手でも微調整しやすいのが特徴です。

お使いのヘルメットのバックルがどのタイプか分からない場合は、あご紐の付け根や取扱説明書で確認しましょう。破損している場合は、同じタイプの補修用あご紐に交換すると付け替えがスムーズです。

ヘルメットのあご紐の締め方の目安

ヘルメットは、あごとあご紐の間に指1〜2本分のスキマがあるのが正しい締め方です。
個人差はありますが、指が4本以上入ってしまう場合はゆるい可能性があります。しっかり装着感はあるものの、多少の余裕がある締め方を目指しましょう。

締め過ぎは作業効率が低下するので注意

ヘルメットがズレないことを意識するあまり、あご紐を締めすぎてしまうのはおすすめできません。
締め過ぎは血行不良の原因になるだけでなく、窮屈感によるストレスで作業効率が低下する可能性があります。ヘルメットがズレにくく、脱落しない締め方が適切なので、締めすぎないよう注意しましょう。

ヘルメットのあご紐の調整方法

あご紐の長さは、アジャスターやスライダーを動かすことで調整できます。
一度合わせたつもりでも、ヘルメットの内装(ヘッドバンド)の調整をやり直したときや、防寒用のインナーキャップを着用したときは紐の長さが合わなくなることがあります。作業前に毎回、指1〜2本のスキマになっているかを確認する習慣をつけましょう。

左右で長さが均等になっていないと、あご紐がねじれたり片側だけがズレたりする原因になります。留める前に左右の長さを軽く引いて揃えてから、バックルを留めるようにしてください。

ヘルメットのあご紐の交換のやり方とタイミング

ヘルメットのあご紐は、おおよそ2年ほどが交換の目安です。
ほつれや破れ、バックル部分の破損や変形がある場合も、安全性を維持できないため交換したほうがいいでしょう。

交換の手順

あご紐の交換は、次の流れで行います。

1. ヘルメット内側の帽体(ぼうたい)に取り付けられているあご紐の固定部分を外す
2. 古いあご紐を取り外す
3. 同じ取り付け穴に新しいあご紐を通す
4. 固定部分をしっかり取り付け、緩みがないか引いて確認する

ヘルメットによって固定部分の形状が異なるメーカーもあるため、購入する際はお使いのヘルメットの型番に対応したあご紐かどうかを必ず確認しましょう。取り付け方が分からない場合は、無理に外そうとせず、メーカーやヘルメット専門店に相談するのが安全です。

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あご紐は正しく付けてヘルメットを着用しよう

今回は、作業用ヘルメットのあご紐の正しい付け方について、締め方・調整方法・交換のやり方とともに解説しました。
作業効率や安全性を保つうえであご紐は重要であり、指1〜2本分のスキマがある装着方法が適切であることがわかってもらえたはずです。
ぜひ、あご紐の重要性を理解し、正しい装着方法で業務にあたってくださいね。

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