建設業に携わっている皆さんには、ヘルメットの着用義務があります。建設業は、情報からの落下物や高所からの墜落、また、電気を取り扱う作業では感電のリスクが高い業種です。従業員のケガや事故を防ぎ、大切な命を守るためにも、適切なヘルメットを着用しましょう。
そこで今回は、建設業におけるヘルメットの着用義務や選び方のポイントについて詳しくご紹介します。建設業に携わる皆さんは、最後まで必見です。
建設業は法律などでヘルメットの着用義務がある

建築業では、以下のような法律などによりヘルメットの着用義務があります。
- 労働安全衛生規則
- クレーン等安全規則
- 厚生労働省の行政指導通達
適切なヘルメットの着用義務を行った場合、罰金などが科せられることがあるほか、企業の社会的な信用を失うことになるため、厳守することが大切です。
建設業向けのヘルメットの選び方

ここでは、建設業向けのヘルメットの選び方について詳しく見ていきましょう。
耐衝撃性・耐久性に優れている
建設業向けのヘルメットの条件として、耐衝撃性・耐久性に優れていることが挙げられます。建設業は、上方からの落下物の衝撃、高所からの墜落といったリスクが高いためです。
そのため、従業員の大切な命を守るため、耐衝撃性・耐久性に優れたヘルメットが必要不可欠になります。
<国で定めた作業ごとの安全基準を満たしている/h3>
国で定めた作業ごとの安全基準を満たしていることも、外せない条件です。具体的には、以下をご覧ください。
- 飛来・落下物:上方からの飛来・落下物の衝撃から頭部を守る
- 墜落時保護:高所からの墜落による頭部への衝撃を軽減する
- 電気用:電気を使用する職場において、頭部への感電を避ける
作業の種類ごとに必要な安全基準を満たしたヘルメットを選ぶことが、ケガや事故を防ぎ、大切な命を守ることにつながるのです。
季節や作業環境に合った機能がある
建築業向けのヘルメットは、季節や作業環境に合った機能があるものを選びましょう。たとえば、以下を参考にしてください。
- 夏場の熱中症対策:遮熱加工・サンバイザー付きなど
- 雨天時の屋外作業:雨だれ防止溝付きなど
さらに、夏場は冷感ヘッドカバー、冬場はネックウォーマーなど、季節に合ったアイテムを組み合わせると、より快適です。
熱中症対策として着用中のヘルメットの見直しも必要

夏場は、熱中症対策として着用中のヘルメットを見直す必要があります。その理由は、2025年6月の労働安全衛生規則改正により、一定の条件を満たす職場で熱中症対策が義務付けられたからです。
これにより、職場で適切な熱中症対策を行う一環として、日中の屋外作業では遮熱加工付きのヘルメットの着用をおすすめします。現在着用中のヘルメットでは熱中症対策が不十分と判断するのなら、速やかに買い替えてください。
まとめ
建設業では、労働安全衛生規則、クレーン等安全規則、厚生労働省の行政指導通達などにより、ヘルメットの着用が義務付けられています。従業員が各作業ごとに必要な安全基準を満たしたヘルメットを着用することで、ケガや事故のリスクを減らし、大切な命を守れるのです。
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