草刈り用ヘルメットは、必ず着用しなければならないのでしょうか。結論から言うと、法律で一律に義務付けられているわけではありませんが、フェイスガード(フェイスシールド)付きのヘルメットをかぶることを強くおすすめします。とはいえ、着用義務の有無や、フェイスガード付きヘルメットをかぶるとよい理由、デメリットはないのかなど、よく分からないこともあるはずです。
そこで今回は、草刈り用ヘルメットの着用義務、フェイスガード付きヘルメットをかぶるメリット・デメリット、種類や選び方まで詳しく解説します。まずは、最後まで読んでみてください。
草刈り用ヘルメットの着用は義務?
個人の家庭菜園や庭のお手入れとして草刈りを行う場合、ヘルメットの着用が法律で一律に義務付けられているわけではありません。ただし、事業として伐採や刈払い作業を行う場合は、労働安全衛生関連の規則により保護具の着用が求められるケースがあります。業務で草刈りを行う人は、勤務先のルールや安全指針を必ず確認しておきましょう。
義務の有無にかかわらず、草刈り機やチェーンソーを使う作業には、飛来物や転倒によるケガのリスクがつきものです。安全のためには、フェイスガード付きのヘルメットを着用することを強くおすすめします。
>>【関連記事】伐採作業時はヘルメットの着用を!間違いない選び方を解説!
草刈り用ヘルメットの種類
草刈り用として選ばれるヘルメットには、主に以下の3タイプがあります。
フェイスガード一体型
ヘルメットとフェイスガードがあらかじめセットになっているタイプです。買ってすぐに使い始められる手軽さが魅力で、頭部と顔まわりを一度にしっかり保護できます。
後付けタイプ(フェイスガード単体)
手持ちのヘルメットに、別売りのフェイスガードを取り付けるタイプです。すでにヘルメットを持っている場合は、こちらのほうが安く済むことがあります。詳しくは後述します。
メッシュタイプ・クリアタイプ
フェイスガードの素材には、通気性に優れたメッシュタイプと、視界がクリアなクリアタイプがあります。夏場の暑さが気になる人はメッシュタイプ、視界の見やすさを優先したい人はクリアタイプを選ぶとよいでしょう。
草刈りにフェイスガード付きのヘルメットをかぶるメリット

まずは、草刈りにフェイスガード付きのヘルメットをかぶるメリットをご紹介します。
転倒時や飛来物・落下物の衝撃から頭部を守れる
草刈りにフェイスガード付きのヘルメットをかぶると、転倒時や飛来物・落下物の衝撃から頭部を守れます。「自分は転倒しない」と思っていても、ふとしたときに足を取られて転倒する可能性があります。
また、主に上方からの飛来物や落下物が頭部や顔に当たるリスクもゼロではありません。ここは、フェイスガード付きのヘルメットをかぶるのに越したことはないのです。
草木による目や顔のケガ予防になる
草木による目や顔のケガ予防になるのも、フェイスガード付きのヘルメットをかぶるべき理由です。草刈り時には、草木の細かな破片が大量に飛び散ります。
それが目に入ったり顔に当たったりすることも、十分に考えられます。草木による目や顔のケガを予防するためにも、フェイスガード付きのヘルメットの着用を徹底しましょう。
紫外線対策・日差し対策になる
フェイスガード付きのヘルメットをかぶることで、紫外線対策・日差し対策ができるのも見逃せないメリットです。草刈りは、多くの場合、日中の屋外で数時間行うことになります。
その際、強烈な太陽光を浴びることになりますが、フェイスガード付きのヘルメットをかぶっていれば、紫外線対策・日差し対策が可能です。紫外線による日焼けなどの悪影響から体を守り、まぶしさからくる思わぬミスを防いで安全かつ効率よく作業するためにも、必須といえます。
夏場の熱中症対策になる
フェイスガード付きのヘルメットをかぶることは、夏場の熱中症対策にも効果があります。ただし、涼しい設計のヘルメットを選ぶことが大切です。具体的には、以下のような条件を満たしたヘルメットを選ぶとよいでしょう。
- 通気孔付き
- 発泡スチロール以外の素材を使った風とおしのよい設計の内装を採用している
- 白色などの熱を吸収しづらい色
>>【関連記事】通気性のいいヘルメットおすすめ3選|蒸れない・涼しい作業用ヘルメット
DICヘルメット 作業用ヘルメット AA11-CSW型HA6E2-A11式 通気孔有り シールド付き 工事用 土木 建築 防災

草刈りにフェイスガード付きのヘルメットをかぶるデメリットと対策

次に、草刈りにフェイスガード付きのヘルメットをかぶるデメリットと、その対策について見ていきます。
ヘルメットの重さが負担に感じることがある
草刈りにフェイスガード付きのヘルメットをかぶると、ヘルメットの重さを負担に感じることがあります。特に、肩が凝りやすい人は注意が必要です。
対策としては、長時間被るほど影響が大きいため、休憩をこまめに取り、ヘルメットを脱いでリラックスするとよいでしょう。軽量モデルを選ぶのも有効です。
未装着時と比較して視界が狭まる
未装着時と比較して視界が狭まるのも、フェイスガード付きのヘルメットのデメリットです。どうしても多少は視界が遮られてしまうため、うっとうしく感じることがあるでしょう。
対策としては、クリアタイプのフェイスガードを選ぶ、大きめのフェイスガード付きのモデルを選ぶといった方法があります。
暑さや圧迫感を覚えることがある
草刈りにフェイスガード付きのヘルメットをかぶると、暑さや圧迫感を覚えることがあります。特に、夏の日中は注意が必要です。
ヘルメットの内部に熱がこもり、熱中症を発症するリスクが高まります。また、ヘルメットをかぶることで圧迫感を覚えることも、人によっては苦手に感じることもあるでしょう。対策としては、前述の通気孔付きモデルを選ぶほか、こまめな水分補給・休憩を心がけましょう。
草刈り用ヘルメットの選び方
草刈り用ヘルメットを選ぶ際は、以下のポイントをチェックしましょう。
- 耐衝撃性能:飛来物や転倒時の衝撃をしっかり吸収できる帽体を選びましょう。
- フェイスガードの見やすさ:メッシュタイプかクリアタイプか、作業内容や好みに合わせて選びます。
- 通気性・重さ:長時間の作業でも疲れにくい、通気孔付きで軽量なモデルがおすすめです。
- サイズ調整のしやすさ:頭囲に合わせてダイヤルなどで簡単に調整できるものを選ぶと、フィット感が高まりズレにくくなります。
手持ちのヘルメットにフェイスガードを装着する方法も

フェイスガード付きのヘルメットを新調するのもよいですが、手持ちのヘルメットにフェイスガードを装着する方法もあります。メーカーに対応パーツがある場合は、安価かつ簡単に装着できて便利です。
ただし、ヘルメットの種類によっては、フェイスガードを装着できません。また、モデルごとに対応可能なフェイスガードの種類が決まっているので、注意してください。
>>【関連記事】ヘルメットの下に帽子をかぶるのが禁止されている理由
>>【関連記事】保護帽とは?ヘルメット・保安帽との違いを解説【選び方も】
>>【関連記事】高所作業は何メートルからヘルメットの着用が必須?
まとめ
草刈り用ヘルメットの着用は法律で一律に義務付けられているわけではありませんが、転倒時や飛来物・落下物の衝撃から頭部を守れる、草木による目や顔のケガ予防になる、紫外線対策・日差し対策になる、夏場の熱中症対策になるなど、フェイスガード付きヘルメットには多くのメリットがあります。もちろんデメリットもあるので、種類や選び方のポイントもふまえてよく理解し、使いこなしましょう。
なお、私ども「作業用・工事用ヘルメット専門通販 まもる君」でも、草刈りに便利なフェイスガード付きのヘルメットをお取り扱いしています。ぜひ、いろいろとチェックしてみてください。
