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作業着の穴あき・破れは手縫いで直せる!コの字縫い&あて布のやり方を解説

「作業着のズボンに穴があいてしまった」「かぎ裂きで作業着が破れてしまった」——こんなとき、わざわざ買い替えなくても、針と糸があれば手縫いで十分キレイに直せます。安全ピンや補修テープでの応急処置のままにせず、正しい縫い方でしっかり直しておきましょう。
この記事では、かぎ裂き・穴あき・ほつれなど状態別の手縫いの方法と、仕上がりをキレイにする3つのコツ、手縫いが難しいときの代替手段まで詳しく解説します。

作業着の穴あき・破れのタイプを確認する

手縫いで直す前に、まずは破れ方のタイプを確認しましょう。同じ「破れた」でも、原因によって直し方が変わります。

破れ方の3パターンを見分ける

作業着の破れは、大きく次の3パターンに分けられます。
● かぎ裂き:釘や角に引っ掛けて、三角や直線状に裂けたもの
● 穴あき:擦れや摩耗で生地が薄くなり、穴があいたもの
● ほつれ:縫い目や裾の糸がほどけてきたもの
かぎ裂きや小さな穴あきは手縫いだけで直せますが、範囲が広い穴あきや薄くなった部分は、あて布を使ったほうがキレイに、そして丈夫に仕上がります。

>>【関連記事】服のほつれの直し方を徹底解説!自分で簡単・キレイに直す4つの方法

直し方を選ぶ

作業着の破れは、大きく分けて、手縫いだけで直す方法と、あて布を使用して手縫いする方法があります。それぞれのメリット・デメリットは、以下のとおりです。

● 手縫いだけで直す方法:かぎ裂きや小さな穴あきに向く。縫い針と手縫い用の糸だけで直せるのがメリットだが、破れが再発しやすいのがデメリット
● あて布を使用して手縫いする方法:広範囲の穴あきや薄くなった部分に向く。丈夫に仕上がるのがメリットだが、あて布が必要で工程が多いのがデメリット

必要な道具を用意する

実際に手縫いする前に、必要な道具をすべて用意しておきましょう。具体的には、以下の道具を揃えてください。

● 縫い針
● 手縫い用の糸
● マチ針
● 手芸用はさみ
● あて布用の布
● アイロン・アイロン台(あれば)

【タイプ別】作業着の穴あき・破れを手縫いで直す方法

ここでは、破れのタイプに合わせた手縫いの方法を詳しくご紹介します。

かぎ裂き・小さな穴あきはコの字縫いで

かぎ裂きや、ごく狭い範囲の穴あきなら、あて布を使わず手縫いだけで直せます。詳しい手順は、以下のとおりです。
1. ほつれた糸をカットするなど、破れた部分の周囲をキレイに整える
2. 破れた部分を、コの字縫いで手縫いする
コの字縫いは、裂けるように破れた箇所を手縫いする場合に、最もおすすめの縫い方です。縫い目が表に出ず、とてもキレイに仕上がります。

範囲が広い穴あきはあて布+ジグザグ縫いで

擦れて生地が薄くなり穴が開いてしまった場合や、破れの範囲が広い場合は、あて布を使用する縫い方がおすすめです。詳しくは、以下の手順を参考にしてください。
1. ほつれた糸をカットするなど、破れた部分の周囲をキレイに整える
2. 破れた部分の周囲より、やや大きめにあて布をカットする
3. あて布を破れた部分の裏から当て、マチ針で固定する
4. なるべく縫い目が表に出ないよう、破れた周囲をジグザグ縫いで手縫いする
ジグザグ縫いは、縫い方を工夫すると、一種のデザインのように見せることも可能です。

手縫いをキレイに仕上げる3つのコツ

作業着の破れをキレイに直すコツを3つご紹介します。

下準備をきちんと行う

ほつれた糸をカットしておく、破れた部分をアイロンしておくなど、下準備をきちんと行うと、仕上がりがグンとキレイになります。面倒だから、少しでも早く直したいからと下準備を怠ってしまうと、仕上がりに不満が残り、結局やり直すことになるものです。破れた部分の周囲を整え、必要な道具を用意しておけば、効率よく作業でき、キレイな仕上がりが期待できます。

あて布や縫い糸の色を合わせる

作業着の生地の色と、あて布や縫い糸の色を合わせることで、手縫いした部分が目立ちにくくなり、キレイに仕上がります。応急処置ならある程度仕方がありませんが、なるべく近い色で手縫いしてみてください。仕上がりの満足度が断然違います。あて布については、作業着の購入時に同一の生地が付属していることが多いため、まずは探してみましょう。

生地の伸縮性に合わせて縫い方を変える

ストレッチ素材の作業着は、伸び縮みに縫い目が追いつかず、キツく縫うとかえって破れやすくなります。あて布・縫い糸ともにストレッチ性のあるものを選び、縫い目をやや大きめ・ゆるめにするのがポイントです。逆に綿100%など伸縮性のない生地は、しっかり目に詰めて縫ってもかまいません。生地の特徴を見極めて、縫い方を微調整してください。

手縫いが難しい・時間がない時の代替手段

手縫いが苦手な方、時間がない方には、以下の方法も検討してみてください。

ミシンを使う

よりキレイに仕上げたい場合は、ミシンの使用も検討してください。ミシンは、手縫いよりも縫い目が均等でキレイに仕上がります。また、ジグザグ縫いやかがり縫いが、簡単かつスピーディーにできるのも魅力です。ただし、ごく狭い範囲の破れは手縫いのほうが適していることもあるので、破れの範囲を見て使い分けましょう。

アイロン接着タイプの補修布を使う

針と糸を使わず直したい場合は、アイロンで貼るだけの補修布も便利です。破れた部分の裏からあて、上からアイロンで圧着するだけで直せるため、手縫いやミシンが苦手な方でも扱いやすいのがメリットです。ただし、洗濯や動きの多い現場では剥がれやすく、耐久性は手縫いに劣ります。応急処置として使い、時間ができたときに手縫いでしっかり直し直すのがおすすめです。見た目にこだわりたい場合は、刺繍やダーニングでワンポイントに仕立てる方法もあります。

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まとめ

大切な作業着が破れてしまっても、大抵の場合は、手縫いで直すことが可能です。
まずは、かぎ裂き・穴あき・ほつれのどのタイプかを見極め、この記事でご紹介した縫い方で直してみてください。
また、破れ方によっては、ミシンやアイロン接着タイプの補修布を使用したほうが簡単かつスピーディーに直せる場合もあります。ご自身の状況に合った方法を選んでみましょう。
あて布やミシンを使っても、作業着の破れがうまくふさがらない場合は、新しい作業着の購入を検討してみましょう。
破れやほつれがある状態の作業服をそのまま着用することは、どこかにひっかけてしまったり、思わぬ事故に繋がる可能性があるため危険です。
作業着の耐用年数は、一般的に1年から長くても3年ほどと言われています。生地が薄くなって破れやすくなった作業服は、買い替えのサインかもしれません。新しい作業服の購入をぜひ検討してみてくださいね。

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