「熱中症は炎天下で運動しているときになるもの」というイメージはありませんか?
実はオフィスのようなエアコンの効いた室内でも、環境や体調によっては十分に熱中症のリスクがあります。
特に座りっぱなしのデスクワークは体調の変化に気付きにくく、対策を後回しにしがちです。
今回は、オフィスで熱中症になる原因と、今日からすぐに始められる対策を紹介します。
オフィスでも熱中症になる主な原因

オフィスは屋外に比べれば安全に思えますが、次のような条件が重なると体に熱がこもりやすくなります。
冷房の設定温度と体感温度のズレ
節電のために設定温度が高めになっている、日当たりの良い窓際やコピー機・パソコンの熱がこもる席など、同じ部屋でも場所によって体感温度は大きく違います。「エアコンは効いているはずなのに暑い」と感じる席があれば要注意です。
水分補給を忘れがちな働き方
作業に集中していると、喉の渇きに気付くのが遅れがちです。喉が渇いてから飲むのでは対策として遅く、気付いたときにはすでに体の水分が不足していることも珍しくありません。
換気不足による熱・二酸化炭素のこもり
窓を開ける機会が少ないオフィスでは空気がこもり、二酸化炭素濃度が上がるとともに熱もたまりやすくなります。集中力の低下にもつながるため、換気は熱中症対策と業務効率の両方に関わるポイントです。
オフィスで今日からできる熱中症対策
ここからは、オフィスで実践しやすい具体的な対策を紹介します。
温度計・湿度計でこまめにチェックする
気温だけでなく湿度を含めた「暑さ指数(WBGT)」を目安にするのがポイントです。目安として室温28℃・湿度60%を超えると熱中症のリスクが上がるとされているため、温度計・湿度計を設置し、感覚ではなく数値で管理する習慣をつけましょう。オフィスが広い場合は、熱がこもりやすい窓際や空調が効きにくいゾーンにも複数台置くと安心です。
喉が渇く前の水分・塩分補給
最低でも1時間に1回は水分補給の時間を作りましょう。汗をかきやすい時期は、水だけでなくスポーツドリンクや経口補水液など塩分も一緒に補える飲み物がおすすめです。
涼しい服装・冷感インナーを取り入れる
オフィスカジュアルの範囲でも、通気性・速乾性に優れた冷感インナーを1枚着るだけで体感温度はかなり変わります。現場作業を兼ねる職種であれば、空調服のような冷却アイテムも選択肢に入れると安心です。
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ハンディファン・ネッククーラーで個別に温度調整する
冷房の効きが均一ではない席でも、ハンディファンやネッククーラーがあれば個別に体温調整ができます。近年はUSB充電式の静音タイプも多く、周囲に配慮しながらデスクで使えるのもメリットです。

1〜2時間に1度は換気・休憩をとる
窓を開けたり扇風機で空気を動かしたりして、こもった熱と二酸化炭素を逃がしましょう。あわせて涼しい休憩スペースで数分でも体を休める時間を作ると、熱中症の予防だけでなく午後の集中力の維持にもつながります。
熱中症のサインが出たときの応急処置
めまい・立ちくらみ・強い倦怠感・頭痛などが出た場合は、初期の熱中症のサインかもしれません。すぐに涼しい場所へ移動して衣服を緩め、首・脇の下・足の付け根など太い血管が通る部位を冷やしながら水分・塩分を補給しましょう。症状が改善しない、意識がはっきりしない場合はためらわず医療機関を受診してください。
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まとめ
オフィスは屋外に比べて安全に思われがちですが、冷房の効き方や水分補給のタイミング次第では熱中症のリスクが十分にあります。
今回紹介した温度管理・水分補給・冷却グッズの活用を組み合わせて、オフィスでも油断せず暑い時期を乗り切りましょう。
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