ピッキングや梱包作業、簡易的な組み立てなどの軽作業時には、ヘルメットを着用すべきなのか気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は軽作業時はヘルメットを着用すべきかどうかについて解説します。
ヘルメットを着用する判断基準についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
軽作業の種類によってはヘルメットを着用すべき
結論からいうと、軽作業の種類によってはヘルメットの着用が義務付けられています。
しかし、具体的にどのような作業が該当するかわからない方もいるでしょう。
ここでは、ヘルメットおよび安全帽を着用すべき業務および業種について解説します。
フォークリフトや高所が含まれるピッキングはヘルメットを着用する
フォークリフト作業は、厚生労働者が定める「運搬機械の安全対策」にて、ヘルメットの着用が義務付けられています。
また、高所作業についても墜落の恐れがあるので、ヘルメットは着用しなくてはいけません。
業種によっては軽作業でもヘルメットの着用が義務付けられている
基本的にフォークリフトや高所が含まれるピッキング以外の軽作業ではヘルメットを着用する必要はありません。
しかし、業種や会社によってはヘルメットの着用が義務付けられている場合もあります。
判断に迷ったら確認すべき規則
ヘルメットを着用すべきかどうか判断に迷ったら、就業規則を確認するのが最も安心です。
就業規則にヘルメットの着用が記載されているなら、どのような作業でも関係なくかぶるようにしましょう。
また、労働安全衛生規則やクレーン等安全規則、行政指導通達などを確認すれば、軽作業に該当する業務でもヘルメット着用すべきかがわかるはずです。
規則違反は罰則が科されるので注意
厚生労働省などが定めている規則に違反すると、罰則が科されてしまう可能性があるので注意が必要です。
社内規則とは異なり、法律に違反するものとなるので、特に気をつけるようにしましょう。
軽作業の内容によってヘルメット着用を判断しよう
今回は軽作業時にヘルメットを着用すべきかどうかについて解説しました。
軽作業の内容によっては、ヘルメット着用が義務付けられていることがわかってもらえたはずです。
また、ヘルメット着用が義務付けられていなくとも、社内規則で定められている場合も、従わなくてはいけません。
上記を理解した上で、軽作業時のヘルメット着用を判断しましょう。