日差しが日ごとに強くなってくると、遮熱ヘルメットが欲しくなってきますよね。遮熱ヘルメットは、ヘルメットの内部に外部からの熱が伝わりにくく、涼しく着用できることで夏場を中心に大人気です。
とはいえ、実際にどんなポイントを押さえて選ぶとよいのか、どんな種類が人気なのかなど、よく分からないこともあるでしょう。そこで今回は、工事用遮熱ヘルメットの選び方や遮熱ヘルメットで人気の谷沢製作所(タニザワ)・DICヘルメット製の遮熱ヘルメットで、特に人気の高い5種類をご紹介します。
遮熱ヘルメットを選ぶポイント
はじめに、遮熱ヘルメットを選ぶポイントを3つご紹介します。
遮熱加工の種類および効果
遮熱ヘルメットには、以下のような遮熱加工の種類があります。
● 塗装型:ヘルメットに遮熱塗料を塗装したタイプで、傷や塗装の剥がれで遮熱性能が落ちることがある
● 練り込み型:ヘルメットの素材に遮熱塗料を練り込んで整形したタイプで、傷や塗装の剥がれに遮熱性能が影響を受けにくい
また、遮熱ヘルメットのメーカーや種類によって、実際の遮熱効果の高さが異なるため、よく比較して選ぶことが大切です。
通気孔の有無
遮熱ヘルメットを選ぶときは、通気孔の有無も確認してください。通気孔がある遮熱ヘルメットは、通気性が高くて涼しく、蒸れにくくて快適に着用できます。
ただし、電気工事用に使用する場合は、頭部への感電防止のために通気孔無しを選ぶのが鉄則です。
ヘルメットライナーの種類
涼しい遮熱ヘルメットを選ぶには、ライナーが発泡スチロール製かどうかも重要なチェックポイントになります。発泡スチロール製のライナーは安価ですが、通気性に乏しくて熱がこもりやすく、蒸れやすいのがデメリットです。
着用中の涼しさを優先するなら、発泡スチロール製ではないライナーがおすすめです。
タニザワ・DICの工事用遮熱ヘルメット人気ランキングBEST5
谷沢製作所(タニザワ)とDICヘルメット製の遮熱ヘルメットのうち、特に人気の高い5種類をご紹介します。
谷沢製作所(タニザワ)ST#1830-JZ II 飛翔special エアライト 遮熱ヘルメット
「谷沢製作所(タニザワ)ST#1830-JZ II 飛翔special エアライト 遮熱ヘルメット」は、とても涼しいと大好評の遮熱ヘルメットです。独自のブロックライナーとよく考えられた設計の通気孔を採用し、蒸れにくくて快適に着用できます。使いやすい6色の豊富なカラーバリエーションから選べるのも、人気の理由です。
谷沢製作所(タニザワ)【遮熱】ST#123VJ-SH
「谷沢製作所(タニザワ)【遮熱ヘルメット】ST#123VJ-SH」は、全高13.3cmのコンパクト設計、365gの軽さ、独自開発のブロックライナー「エアライトS」による抜群の通気性が魅力です。さらに、高性能なサポートブロックシステムで、頭部への衝撃を吸収しダメージから守ります。さらに、飛来落下物・墜落時保護・電気用の各規格を満たしており、オールマイティーに活躍します。
DICヘルメット【遮熱練り込みヘルメット】SYA-C型SFE4M-M3式 エアロメッシュ ヒートバリア 通気孔無し シールド無し
DICヘルメット製の遮熱ヘルメットでも特に人気が高いのが、「DICヘルメット【遮熱練り込みヘルメット】SYA-C型SFE4M-M3式 エアロメッシュ ヒートバリア 通気孔無し シールド無し」です。発泡スチロール製の衝撃吸収ライナーからAEROMESH(エアロメッシュ)ライナーに変更したことで、抜群の通気性を確保し、とても涼しく着用できます。飛来落下物・墜落時保護・電気用の各規格を満たすほか、クリアバイザー付きで日中の屋外での作業にも重宝します。
DICヘルメット【遮熱練り込みヘルメット】AA11-CSW型HA6E2-A11式(AA11EVO-CSW) ヒートバリア 通気孔有り シールド付き
「DICヘルメット【遮熱練り込みヘルメット】AA11-CSW型HA6E2-A11式(AA11EVO-CSW) ヒートバリア 通気孔有り シールド付き」は、熱中症対策・暑さ対策に定評のある遮熱ヘルメットです。大型通気孔付きで通気性がすこぶる高く、蒸れを防いで快適に着用できます。こちらは、幅広い現場にマッチする人気の3色からお好みでお選びください。
DICヘルメット【遮熱練り込みヘルメット】SYA-X型X2E-SYA式 ヒートバリア 通気孔無し ライナー付き
ひとまずスタンダードな遮熱ヘルメットをご希望なら、「DICヘルメット【遮熱練り込みヘルメット】SYA-X型X2E-SYA式 ヒートバリア 通気孔無し ライナー付き」をおすすめします。遮熱顔料を練り込んだ素材を採用したタイプで、低価格帯ながら優れた遮熱性能があるのが特徴です。カラーはシンプルな白色で、ステッカーなどでアレンジしやすく、とてもよく映えます。
ヘルメット用冷感グッズの併用でさらに涼しく
遮熱ヘルメットは、ヘルメット用冷感グッズの併用でさらに涼しく着用できます。たとえば、以下のようなものです。お好みや現場の状況によって、使い分けるとよいでしょう。
● 冷感ヘッドキャップ
● 冷感ヘッドバンド
● クールタレ
まとめ
遮熱ヘルメットは、外部からの熱を軽減し涼しく着用できるため、夏場を中心とした暑さ対策や熱中症対策に必要不可欠です。まずは、遮熱加工の種類及び効果、通気孔の有無、ライナーの種類などをチェックし、ベストな種類を選ぶとよいでしょう。
なお、私ども「作業用・工事用ヘルメット専門店 まもる君」でも、今回ご紹介した5種類をはじめとする人気の遮熱ヘルメットを数多くお取り扱いしています。まずは、いろいろと比較してみてください。