熱中症対策には、冷たい飲み物が大変効果的です。実際に、熱中症予防に冷たい飲み物を飲んでいるからも多いのではありませんか?とはいえ、どうして効果的なのか、実はよく知らないという方もいることでしょう。
そこで今回は、熱中症対策に冷たい飲み物が効果的とされる理由や飲むときの注意点、おすすめの飲み物の種類などについて解説します。一度知っておくと役に立つ内容ですから、ぜひ最後までお付き合いください。
熱中症対策に冷たい飲み物が効果的な理由
はじめに、熱中症対策に冷たい飲み物が効果的とされる主な理由を見ていきましょう。
深部体温を素早く下げることができる
冷たい飲み物を飲むだけで、深部体温を素早く下げることができます。熱中症にならないためには、深部体温を下げることが大切です。
冷たい飲み物を飲むと、体の内側から冷やすことができるため、深部体温が下がるのです。
のど越しがよくおいしく飲める
のど越しがよくおいしく飲めることも、冷たい飲み物が熱中症に効果的な理由です。熱中症対策は、いかにこまめに水分補給できるかにカギがあります。
その点、冷たい飲み物はのど越しがよくおいしく飲めるため、水分補給が苦痛に感じません。脱水症状を防ぐだけでなく、熱中症対策にも持ってこいというわけです。
熱中症対策に冷たい飲み物を飲むときの注意点
熱中症対策に冷たい飲み物を飲む際にも、いくつかの注意すべき点があります。
なるべくゆっくり飲む
冷たい飲み物は、なるべくゆっくり飲むことが大切です。一気に飲むと、胃腸がびっくりしてしまい、体調不良の原因になります。
喉が渇いているときほど急いでしまうので、少しずつ飲むように意識してみてください。
大量に飲み過ぎない
冷たい飲み物は、大量に飲み過ぎないことも大切です。大量に飲むと、体が受け付けず、嘔吐したり気分が悪くなったりすることがあります。
また、大量に飲むことで、めまいや頭痛などの「水障害」を引き起こすことがあるので気を付けましょう。ひどい場合は、意識障害や命に係わることもあります。
塩分・糖分の摂り過ぎに気を付ける
塩分・糖分の取り過ぎに気を付けることも重要なポイントです。熱中症対策として冷たい飲み物を飲むことは大変効果的ですが、かといって何でもよいわけではありません。
特に、ジュース類などの甘い飲み物は、つい飲み過ぎて糖分過多になってしまいます。また、一般的に熱中症対策によいとされる飲み物でも、飲みすぎは塩分・糖分の取り過ぎになるため注意してください。
熱中症対策におすすめの冷たい飲み物
ここでは、熱中症対策におすすめの冷たい飲み物を具体的にご紹介します。
冷水
熱中症予防および対策の基本は、冷水を飲むことです。混じりっ気のない冷水は、クセがないためどなたでも飲みやすいのが一番のメリットです。
ただし、冷水だけでは汗と共に失われた塩分やミネラル類を同時に補給できません。そのため、塩飴や塩タブレットなどと同時に摂取するのがおすすめです。
麦茶
熱中症対策向けの冷たい飲み物として、麦茶も挙げられます。麦茶は、一度に大量に作りやすく、あっさりとした味わいで子どもから大人まで好まれる飲み物です。
また、カフェインレスである点でも体に負担がかかりにくくておすすめといえます。たとえば、ペットボトルの冷たい飲み物なら、緑茶やアイスコーヒーより、麦茶を選ぶとよいでしょう。
スポーツドリンク・経口補水液
熱中症対策におすすめの冷たい飲み物といえば、スポーツドリンク・経口補水液を外すわけにはいきません。スポーツドリンクや経口補水液は、体内への吸収率が高く、飲むと素早く吸収されます。
熱中症対策としては、予防にスポーツドリンク、発症の疑いがあるときやすでに発症しているときは経口補水液を飲むのがおすすめです。
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味噌汁
熱中症対策には、味噌汁も効果的です。この場合の味噌汁は、冷たいままで構いません。むしろ。冷たいほうが味が引き立つともいえます。
味噌汁を飲むと、適度な塩分のほか各種ミネラルをはじめとする栄養素をバランスよく摂取できるのも熱中症対策に効果的な理由です。
まとめ
熱中症対策には、冷たい飲みものが大変効果的といえます。体温を素早く下げることができ、のど越しがよいためおいしく水分補給できるなどの理由があるからです。ただし、なるべくゆっくり飲む、大量に飲み過ぎない、塩分・糖分の摂り過ぎに気を付けるなどの(*(*注意点も理解しておきましょう。
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