会社によっては、現場で使用するヘルメットを自前で用意できるところがあります。
モチベーションや他者との差別化の点から、かっこいい作業用ヘルメットを用意したいと考えている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、かっこいい作業用ヘルメットは現場で使用できるのか、注意点とともに解説します。
作業用ヘルメットは必ず検定に合格したものを使用する
ヘルメットにかっこよさを求める前に、必ず厚生労働大臣による検定合格品かどうかをチェックしましょう。
工事用ヘルメットは、厚生労働大臣が定めた型式検定が義務付けられています。
検定に合格しているヘルメットは、検定取得年月日や検定番号などが記載されたラベルが貼られているので確認しやすいはずです。
上記の検定に合格しているヘルメットならデザイン問わず使用できるので、必ず確認してから使うようにしてください。
かっこいい作業用ヘルメットを使用する際の注意点
かっこいい作業用ヘルメットを使用する際は、以下の点に注意しなくてはいけません。
・会社のイメージに合わないデザインは避ける
・機能性のチェックも忘れずに
・価格は高い傾向
上記を理解し、正しい作業用ヘルメットを着用しましょう。
会社のイメージに合わないデザインは避ける
かっこよさを求めるあまり、会社のイメージに合わないデザインのヘルメットを選んでいないか気をつける必要があります。
たとえ会社規定には記載されていなくとも、奇抜な色・デザインでは他者目線で印象を悪くする恐れがあるのでおすすめできません。
そのため、あくまで会社のイメージに沿った中でかっこいい作業用ヘルメットを探してください。
機能性のチェックも忘れずに
デザインだけでなく機能性のチェックも忘れずに行いましょう。
例えば、建築現場であればヘルメットの耐久性は慎重にならなくてはいけません。
また、炎天下や高温下での作業の場合は、通気孔のある作業用ヘルメットなら蒸れにくいのでおすすめです。
デザインよりも機能性のほうが作業効率に影響を与えるため、優先して選ぶようにしてください。
価格は高い傾向
デザイン性を重視すると、価格は高い傾向にあります。
名入れのヘルメットや特殊なカラーなど、一般的ではないデザインなら相応の価格になる点も理解しておきましょう。
デザイン加工をいれるとよりかっこいい作業用ヘルメットに
業者によっては、デザイン加工を承っているところもあり、よりかっこいい作業用ヘルメットをオーダー可能です。
会社ごとにロゴマークを入れるなど、プリントデザインの大量発注もできるため、個人だけでなくロット数を多くしての発注も検討できます。
かっこいい作業用ヘルメットで業務のモチベーションを高めよう
今回は、かっこいい作業用ヘルメットは現場で使用できるのか、注意点とともに解説しました。
かっこよさを追求するのはいいことですが、安全性や機能性を疎かにすると思わぬ事故・ケガにつながります。
そのため、作業用ヘルメットとしての安全性・機能性をもった上でかっこいいデザインを取り入れるようにしてください。