作業現場を見てみると、色やデザインなどそれぞれ異なったヘルメットをかぶっているのがわかります。
では、そもそも作業用ヘルメットに種類はあるのでしょうか。
今回は、作業用ヘルメットの種類について、目的別の選び方について解説します。
本記事を読んで、ご自身にぴったりな作業用ヘルメットを見つけてみてくださいね。
作業用ヘルメットの種類はある?
どのような作業環境、目的で使用するのかによってヘルメットに必要な機能が異なります。
そのため、それぞれに合わせた作業用ヘルメットを選び、安全性を高めることが重要です。
目的別作業用ヘルメットの選び方
ここでは目的別作業用ヘルメットの選び方について解説します。
・建設・土木の作業用ヘルメット
・電気設備・工事の作業用ヘルメット
・高温環境下での作業用ヘルメット
それぞれの環境に合わせて適切な業務用ヘルメットを選びましょう。
建設・土木の作業用ヘルメットは安全性を重視した設計
建設や土木業では、安全性を重視した作業用ヘルメットが最適です。
建設・土木の現場では、落下物や転落の危険性がある作業も多く、頭部の保護を優先しなくてはいけません。
安全性の高いヘルメットを選ぶことで、より安心した作業ができるでしょう。
電気設備・工事用は耐電性に優れた作業用ヘルメット
電気設備・工事を行う際に適しているのは、感電事故防止を目的とした耐電性の高い作業用ヘルメットです。
使用区分に「電気用」と記載があるものであれば、安心して使用できますので、電気設備・工事を行う方はチェックしてみましょう。
高温環境下での作業は通気性もチェック
高温環境下で作業する際は、通気孔のあるヘルメットがおすすめです。
通気孔のついたヘルメットなら、頭部が蒸れにくくなり、熱が籠ってしまうのを防ぐことができます。
炎天下での作業や温度が高い室内での作業が見込まれる際は、作業用ヘルメットの通気性もチェックしておきましょう。
さらに、遮熱加工がされているヘルメットを選べば、夏の熱中症対策にも大きな効果を発揮してくれるでしょう。
作業用ヘルメットはバイクと兼用で使えるものもある
作業用ヘルメットの中には、バイクと兼用で使用可能なものもあります。
逆に、バイク用ヘルメットの中には、作業用に不向きなものが多いため注意しなくてはいけません。
作業用ヘルメットは「労働安全衛生法規格検定」に合格しているものを選べば安心です。
そのため、作業用ヘルメットを基準としてバイク兼用のものを選定しましょう。
目的に合った作業用ヘルメットを選ぼう
今回は、作業用ヘルメットの種類について、目的別に機能性などについて解説しました。
作業用ヘルメットといえど種類があるので、どのような作業を行うのかによって選び分けることが大切です。
ぜひ、ご自身の作業に適したヘルメットを着用してみてくださいね。