「防災ヘルメットは折りたたみ式を選んでも大丈夫?」——備蓄用のヘルメットを探していると、こうした疑問を持つ方は少なくありません。折りたたみヘルメットは使わないときにコンパクトになる点が魅力ですが、組み立てのしやすさや強度、耐用年数など、通常タイプのヘルメットとは違うチェックポイントもあります。
そこで今回は、防災用の折りたたみヘルメットのメリット・デメリット、失敗しない選び方に加え、実際に使うときのコツや長く安全に使うための点検方法まで、詳しくご紹介します。一度知っておくととても役に立つ内容ですから、ぜひご一読ください。
防災用・災害用に折りたたみヘルメットが選ばれる理由

防災用・災害用に折りたたみヘルメットの人気が高いのは、収納・保管・携帯に便利だからです。より詳しい内容は次の項目で触れますが、収納・保管・携帯に便利なことは、防災グッズとしてとても大切なポイントといえます。
これから防災用にヘルメットを用意しようとお考えなら、折りたたみタイプを中心に検討してみるとよいでしょう。
防災用折りたたみヘルメットのメリット・デメリット

ここでは、防災用折りたたみヘルメットのメリット・デメリットについて、それぞれ見ていきます。
防災用折りたたみヘルメットのメリット
まずは、防災用折りたたみヘルメットのメリットを詳しくご紹介します。
机の引き出しなどで省スペースで備蓄できる
防災用折りたたみヘルメットは、省スペースで備蓄できる点がメリットです。ロッカーやクローゼットに入れても邪魔になりにくく、机の引き出しに入れておくこともできます。
また、会社などでまとまった数量を保管する際にも、保管スペースを圧迫しづらく重宝します。置き場所に迷ったときは、家族や社員がすぐ手に取れる場所を選ぶことも忘れないようにしましょう。
>>【関連記事】防災ヘルメットの置き場所のおすすめは?災害時・避難時にも安心の6か所!
非常用リュックやランドセルなどで簡単に持ち運べる
折りたたみヘルメットは、非常用リュックやランドセルなどで簡単に持ち運べる点も大きなメリットです。実際に、非常用リュックやランドセルに入れることを想定して作られています。
コンパクトなサイズ感で、そのほかの防災グッズとまとめて入れることができ、非常時の荷物が少なくなってとても便利です。
防災用折りたたみヘルメットのデメリット
防災用折りたたみヘルメットには、以下のようなデメリットがあります。
慣れないと着用・組み立てに手間取ることがある
防災用折りたたみヘルメットは、慣れないと着用に手間取ることがあります。簡単に組み立てできるように設計されているとはいえ、初見で素早く組み立てるのは難しいものです。しかし、災害はいつ起きるか分かりません。
購入したら箱から出してすぐしまい込むのではなく、一度は実際に広げて被ってみて、家族や社員全員で組み立て方を確認しておきましょう。年に1回程度、防災訓練や避難訓練のタイミングで練習しておくと、いざというときも慌てずに対応できます。
工事用・作業用ヘルメットと比較して種類が少ない
工事用・作業用ヘルメットと比較すると、防災用折りたたみヘルメットは種類が少ないといえます。その理由の一つが、工事用・作業用ヘルメットの主流である、折りたたみではないヘルメットのほうに、メーカー各社が力を入れているからです。
もちろん、防災意識が高まる中、今後は続々と開発が進んで防災用折りたたみヘルメットの種類も豊富になることでしょう。しかし、現時点では、まだ種類が少ないと言わざるを得ないのです。
折りたたみ防災ヘルメットは自転車用と兼用できる?
「せっかくなら自転車用ヘルメットと兼用したい」と考える方もいるかもしれませんが、これはおすすめできません。防災用の折りたたみヘルメットは、主に頭上からの落下物・飛来物に備える「飛来・落下物用」の規格に対応した作りです。一方、自転車用ヘルメットは転倒時に側面や地面へ強く打ち付けられることを想定し、SG規格やJCF公認など別の基準で作られています。
想定している衝撃の種類がそもそも違うため、片方で代用すると本来の性能を発揮できないおそれがあります。自転車に乗る機会が多いご家庭では、自転車用ヘルメットは別に用意し、折りたたみヘルメットは災害時専用の備蓄品として使い分けましょう。
防災用折り畳みヘルメットの失敗しない選び方

ここでは、防災用折り畳みヘルメットの失敗しない選び方について、詳しくご紹介します。
国家検定合格品
折り畳みヘルメットは、国家検定合格品を選びましょう。国家検定合格品の折りたたみヘルメットには、「労・検」ラベルが付いています。
防災用としては、「飛来・落下物用」の規格を満たしていれば問題ありません。
強度・素材で選ぶ
折りたたみヘルメットは可動部があるぶん、一体成型のヘルメットより強度を気にする方も多いはずです。実際には、国家検定合格品であれば必要な耐衝撃性能はクリアしているので過度に心配する必要はありませんが、素材はABS樹脂やFRP(繊維強化プラスチック)など製品によって異なります。屋外の物置や車内など高温になりやすい場所で保管する場合は、耐熱性も表記されているモデルを選ぶと安心です。
組み立て・折りたたみが簡単
防災ヘルメットは、組み立て・折りたたみが簡単にできるものを選びましょう。いざというときに素早く組み立てることができないと、防災用ヘルメットとしての役割を果たせません。また、使い終わったら簡単に折りたためることも重要なポイントです。
組み立てや折りたたみの方法は、メーカーや種類ごとによって異なるため、必ず確認しておくことが必要です。「かぶるだけでワンタッチで展開するタイプ」「両手で広げてから被るタイプ」など仕組みもさまざまなので、実際の使い方を確認してから選ぶと失敗しにくくなります。
>>【関連記事】折りたたみヘルメット「IZANO2」の特徴とIZANOとの違いを解説
使う人のサイズに合っている
防災ヘルメットを選ぶときは、使う人のサイズに合っていることも大切です。サイズが合わない防災ヘルメットは、きちんと頭部を守ることができません。
防災ヘルメットに関しては、大は小を兼ねるといったことはありません。大人には大人用、子どもには子ども用のサイズを選びましょう。
色・デザイン
色・デザインも、防災ヘルメットを選ぶ際に重要なポイントです。基本的には、なるべく明るい色・デザインを選ぶことをおすすめします。
明るい色・デザインは視認性が高く、暗い場所やがれきが散乱した場所などでも、ほかの人から見つけやすく、存在感をアピールできるからです。たとえば、白・オレンジ・ライトブルー・黄色などの色を使ったデザインを中心に検討してみてください。
長く安全に使うために:耐用年数と定期点検
防災用折りたたみヘルメットは、買って終わりではありません。多くのメーカーは、使用開始から3年程度を交換の目安としています。保管しているだけでも、紫外線や経年劣化でプラスチック部分が硬くなったりひび割れたりすることがあるためです。
半年〜1年に1回は、以下の点をチェックする習慣をつけましょう。
- ひび割れ・変色がないか
- あご紐やバックルなどの留め具が劣化していないか
- 折りたたみ部分がスムーズに動くか
また、一度でも落下物などの衝撃を受けた場合は、見た目に傷がなくても内部にダメージが蓄積している可能性があるため、そのタイミングで交換してください。点検のついでに家族全員で装着の練習をしておくと、いざというときも落ち着いて対応できます。
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まとめ
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防災用折りたたみヘルメットが選ばれる理由と、失敗しないためのチェックポイントが、お分かりいただけたことでしょう。普段はコンパクトに折りたためるので、省スペースで収納・保管できます。また、非常用リュックやランドセルに入れて簡単に持ち運べるのもメリットです。購入後の練習と定期点検まで済ませておけば、いざというときも安心して頼れます。
なお、私ども「作業用・工事用ヘルメット専門通販 まもる君」でも、さまざまな点で優れた防災用折り畳みヘルメットを数多くお取り扱いしています。大人用も子ども用も、ご用命の際は、ぜひ私どもにおまかせください。
