停電時の暑さ対策で有効なのは、①水分と塩分をこまめに補給する、②保冷剤やアイスパックで体を直接冷やす、③ハンディファン・ネッククーラーなど電源を使わないグッズを活用する、④涼しい服装に着替える、⑤短時間ならカーエアコンを使う、の5つです。エアコンや扇風機が止まると室温は想像以上に早く上がり、小さな子どもや高齢者、妊婦、療養中の方は特に危険が高まります。
この記事では、停電時にすぐできる暑さ対策グッズと方法を具体的に解説します。あわせて、停電に備えて今のうちに準備しておきたいものもまとめました。暗闇の中でも慌てず涼しく過ごすために、ぜひ最後まで読んでみてください。
夏に停電が多発する理由
夏は、停電が起きやすい条件がいくつも重なります。
- 台風・大雨・落雷が多い
- 電力需要の急増で、一時的に供給が追いつかなくなることがある
- 暑さによる配電設備の劣化・故障が起こることがある
こうした背景を知っておくと、日ごろから停電時の暑さ対策を意識しやすくなります。
停電に備えて今のうちにできること
停電はいつ起きるか予測できません。以下を普段から準備しておくと、いざというときに慌てずに済みます。
- 水・塩分タブレット・スポーツドリンクのストック
- 保冷剤やアイスパックを凍らせておく(冷凍庫に常備)
- ハンディファン・ネッククーラーなど充電式の冷却グッズと、予備のモバイルバッテリー
- 接触冷感・通気性のよい衣類をすぐ取り出せる場所にまとめておく
- 懐中電灯やラジオなど、停電時の情報収集手段
冷却グッズとモバイルバッテリーは、停電が起きてから用意しようとしても間に合いません。夏本番前に一度点検しておきましょう。
停電時にすぐできる暑さ対策グッズ・方法5選
ここでは、停電時にすぐ実践できる暑さ対策グッズと方法を詳しくご紹介します。いざというときに命を守るためにも、ぜひ参考にしてください。
①水分・塩分補給をこまめに行う
停電時の熱中症対策では、体温の急上昇を防ぐためにも、水分・塩分補給をこまめに行いましょう。エアコンや扇風機が使えないため大量に発汗しやすく、水分・塩分が急激に失われてしまうからです。
水だけよりも、水と塩分タブレット、もしくはスポーツドリンクを口にするのが理想です。停電時でもすぐ手に取れるよう、リビングや自室などに備蓄しておくとよいでしょう。
②アイスパック(保冷剤)で体を直接冷やす
簡単に涼しくなれる方法に、アイスパック(保冷剤)の使用が挙げられます。停電した直後であれば、冷蔵庫内の水や冷凍庫内の氷が冷たいまま利用できるので、おおいに活用しましょう。首・わきの下・足のつけ根など、太い血管が通る部位を冷やすと効率よく体温を下げられます。
簡単な方法ですが、冷やしたいところをダイレクトに冷やせて気持ちよく、子どもから高齢者まで安心して使えるのもメリットです。家庭で使うのなら、家族の人数分用意しておくと便利です。
>>【関連記事】熱中症対策に水風呂は効果的!正しい温度・時間と危険性を解説
③ハンディファン・ネッククーラーで首元を冷やす
停電時の熱中症対策には、ハンディファンやネッククーラーといった暑さ対策グッズも大変役立ちます。こうしたグッズで首元を冷やせば、エアコンや扇風機がない環境でも暑さをしのげます。
なお、ハンディファンはモバイルバッテリーの準備も忘れてはいけません。意外とすぐに充電がなくなってしまうので、いくつか用意し常に使えるようにしておきましょう。

④涼しい服装に着替える
停電時は、なるべく涼しい服装に着替えましょう。接触冷感・吸汗速乾・メッシュといった涼しい素材や、ゆったりとして風とおしのよい設計の服装は、体温や汗による熱・湿気がこもりにくく、着るだけで涼しく感じます。
ゆったりと着られることで体にストレスがかかりにくく、暑さによるイライラをやわらげてくれるのもポイントです。
⑤カーエアコンを使う(短時間なら有効)
ごく短時間の停電と予想される場合は、カーエアコンを利用するのもよい方法です。カーエアコンがあれば、停電時でも問題なく涼しく過ごせます。
ただし、長時間滞在すると下半身がうっ血する、エネルギー不足で車が動かなくなることがある、といったデメリットもあります。停電時のカーエアコンの利用は、あくまでも一時的にしておきましょう。
>>【関連記事】【最新版】車の熱中症対策で命を守る!車内で簡単にできる暑さ対策をご紹介!
高齢者・子ども・ペットは特に注意
停電時の暑さは、体温調節機能が未熟な子どもや、暑さを感じにくい高齢者、ペットにとって特に危険です。次の点を意識しましょう。
- 高齢者は自覚がないまま脱水・熱中症が進みやすいため、周囲が声をかけて水分補給を促す
- 子どもは顔色や汗のかき方をこまめに確認し、涼しい服装に着替えさせる
- ペットは保冷剤をケージの近くに置き、新鮮な水を切らさないようにする
>>【関連記事】おばあちゃんの熱中症対策のポイント!高齢者ならではの注意点も!
よくある質問
Q. 冬の停電でエアコン代わりになるものは?
冬は電源を使わない使い捨てカイロや厚手の毛布、重ね着で保温するのが基本です。夏の停電対策とは逆に、体から熱を逃がさない工夫が中心になります。
Q. 停電が長引きそうなときはどうすればいい?
自治体からの情報をラジオやスマートフォンで確認しつつ、無理をせず避難所や親戚宅など涼しい場所への移動も検討しましょう。特に高齢者や乳幼児がいる家庭は、早めの判断が安全につながります。
停電時の熱中症対策は普段からの備蓄・意識を
停電に備えて、普段から必要なものを備蓄すると共に、熱中症対策について正しく学んでおくことが大切です。すると、いざというときにも慌てずに対処でき、不安になることがありません。
職場や家庭で、定期的に停電時の行動や熱中症対策について確認するとよいでしょう。その際、より安全に涼しく過ごすためのアイデアを出し合うのもよい方法です。
>>【関連記事】トイレが暑い理由と対策7選|熱中症を防ぐ涼しくする方法
>>【関連記事】ペルチェベストは効果ない?冷えない原因と対策・デメリットを本音で解説
>>【関連記事】エアコンなしでの熱中症対策の方法は?暑い夏を涼しく乗り切る方法!
まとめ
今回は、停電時の暑さ対策グッズと方法について詳しく解説しました。停電時は、電気が使えないからこそ、適切な熱中症対策を行って命を守ることが大切です。この記事でご紹介したように、電源を使わない熱中症対策グッズを駆使する、部屋や服装を涼しく整えるといった工夫で停電時の暑さをしのぎましょう。
なお、私ども「作業着専門通販 まもる君」でも、停電時の熱中症対策に役立つ涼しいグッズをいろいろと取り揃えています。暑くて暗い夜でも涼しく過ごすために、ぜひチェックしてみてください。
