今使っているヘルメットのサイズが大きい時には、どんな対処法があるのでしょうか。せっかく理想的なヘルメットを手に入れたと思いきや、実際に着用して大きいと困ってしまいますよね。
そこで今回は、ヘルメットのサイズが大きい時の対処法について詳しくご紹介します。知っておいて損のない内容ですから、ぜひ参考にしてください。
ヘルメットのサイズが大きいと感じる原因
はじめに、ヘルメットのサイズが大きいと感じる主な原因について、それぞれ見ていきます。
平均より頭が小さい
ヘルメットのサイズが大きいと感じる場合、平均より頭が小さいことが考えられます。まずは、自分の頭のサイズを測定してみましょう。その結果、以下の平均サイズより小さい場合は、一般的なヘルメットでも大きいと感じることがあります。
● 成人男性:平均57〜60cm程度
● 成人女性:平均54~57cm程度
ちなみに、作業用・工事用ヘルメットは、55cm~60cm前後で作られているのが一般的です。そのため、頭が小さい人は、一般的なサイズのヘルメットでは大き過ぎるといえます。
きちんとフィッティングできていない
ヘルメットのサイズ自体は問題なくても、きちんとフィッティングできていないと、ぶかぶかで大きいと感じることがあります。自分では正しくかぶっているつもりでも、実は間違っていることもあるので、注意しましょう。
詳しくは、この記事の「サイズ調整を行う」で後ほどご紹介します。
ヘルメットのサイズが元々大きい
もう一つの原因として、ヘルメットのサイズが元々大きいケースも考えられます。ヘルメットのサイズは、メーカーごと・種類ごとに異なるため、購入時にきちんと確認することが必要です。
実際に、一般的な頭のサイズなのに、大きなサイズや特大サイズのヘルメットを間違って購入してしまうケースもあります。
ヘルメットのサイズが大きい時の対処法
手持ちのヘルメットのサイズが大きい時の対処法を、詳しくご紹介します。
サイズ調整を行う
ヘルメットのサイズが大きい時は、サイズ調整を行ってみましょう。たとえば、以下のような方法によりサイズ調整が可能です。
1. ヘルメットを傾けず、まっすぐに深くかぶる
2. 後頭部のヘッドバンドを頭の大きさに合わせて調整する
3. あごひもを調整してヘルメットを固定する
上記の手順で正しくかぶってもゆるい場合は、これからご紹介する方法も試してみてください。
ヘルメットの内部にスポンジを貼る
ヘルメットが大き過ぎてずれてきてしまう場合、ヘルメットの内部にスポンジを貼る方法を試してみてください。フィット感がアップして、ずれにくくなります。
ただし、使用しているうちにずれたり素材が劣化したりしやすい、見た目が今一つといったデメリットがあります。
ヘルメットライナー(内装)を交換する
ヘルメットの種類によっては、ヘルメットライナー(内装)を交換することでサイズ調整できることがあります。詳しくは、メーカーもしくは販売業者に確認してみてください。
なお、ヘルメットライナー(内装)は、ヘルメットの種類ごとに異なります。そのため、交換する場合は、ヘルメットの種類に合うものを選びましょう。
小さいサイズのヘルメットに買い替えるのもおすすめ
今使っているヘルメットのサイズが大きい場合、小さいサイズのヘルメットに買い替えるのも一つの方法です。この記事でご紹介した方法を行えば、大きいサイズのヘルメットでもフィット感をアップさせることができます。しかし、安全性や快適さを考えると、小さいサイズのヘルメットに買い替えるのが一番です。
実際に、自分の頭のサイズに合ったヘルメットは、安全性が高く快適さも抜群ですので、ぜひご検討ください。
まとめ
今使っているヘルメットのサイズが大きい場合、この記事でご紹介した対処法を参考にして調整し、自分の頭にフィットさせてみてください。うまく対処できれば、ヘルメットの着用感がよくなり、安全性もアップします。
ただし、場合によっては、調整しきれないこともあるでしょう。安全性や快適さを考えると、小さいサイズのヘルメットに買い替えるのが一番おすすめです。なお、私ども「作業用・工事用ヘルメット専門店 まもる君」でも、小さいサイズのヘルメットを多数お取り扱いしていますので、ぜひチェックしてみてください。