お手持ちのヘルメットが期限切れだと、労災が下りないのでしょうか?職場で万が一事故に遭った際、労災が下りないのでは困ってしまいますよね。それに、加入中の保険についても、補償されるのか気になるところでしょう。
そこで今回は、ヘルメットが期限切れだと労災が下りないのか、期限切れにならないための方法は何かといったテーマで見ていきます。
どなたにも役に立つ内容ですから、ぜひ参考にしてください。
期限切れのヘルメットを使用するデメリット
まずは、期限切れのヘルメットを使用するデメリットについて、それぞれ見ていきます。
十分な安全性を確保できない
期限切れのヘルメットを使用すると、十分な安全性を確保できません。ヘルメットにも寿命があり、経年劣化や衝撃などによって、徐々に寿命に近づきます。
寿命を迎えたヘルメットは、購入時と同様の安全を確保できません。作業時の安全を確保し、安心して着用するためにも、期限切れのヘルメットを使用するのはやめましょう。
事故の際にSGマーク賠償制度が適用されない可能性が高い
事故の際にSGマーク賠償制度が適用されない可能性が高いのも、期限切れのヘルメットを使用し続けるデメリットです。SGマークは基本的に乗車兼用のヘルメットに付いているもので、ヘルメットが一定の安全基準を満たしていることを証明しています。
しかし、期限切れのヘルメットでは賠償制度が適用されない可能性が高く、万が一のときの治療費を自己負担しなければならないのが、大きなデメリットといえます。
期限切れのヘルメットでも未着用よりマシ?
期限切れのヘルメットは、未着用よりマシなのか気になるところでしょう。結論から言えば、未着用よりはマシといえます。
ただし、期限切れのヘルメットは、安全性の点で疑問が残ります。また、バイク用などの乗車兼用タイプのヘルメットは、事故の際に賠償制度が適用されないことがあるため、早めに買い替えるのに越したことはありません。
ヘルメットが期限切れにならない方法
ここでは、ヘルメットが期限切れにならない方法について、具体的にご紹介します。
定期点検を行う
ヘルメットの定期点検を行うことで、期限切れになる前に気付くことができます。定期点検の際、不具合などがないかチェックすると同時に、購入日付も確認してください。
また、定期点検を行うことでヘルメットの劣化に気づきやすく、そのまま着用することによる思わぬ事故を防ぐことにもつながり、一石二鳥です。
購入後3~5年を目安に早めに買い替える
ヘルメットは、購入後3~5年を目安に買い替えましょう。ヘルメットの寿命は、素材によっても異なりますが、3~5年程度です。
実際には、購入後3年を経過したら買い替えるようにすると間違いがありません。特に問題がないように見えても、確実に素材の劣化が進んでいるからです。
期限切れ前でも強い衝撃を受けたヘルメットは買い替えること
期限切れ前であっても、いったん強い衝撃を受けたヘルメットは、買い替えることがおすすめです。一見して問題がないようでも、見えない部分が破損していたり、素材が劣化していたりすることがあります。
この時点でヘルメットの役割をまっとうしたと考え、このまま使い続けるのはやめて速やかに買い替えましょう。
まとめ
期限切れのヘルメットは、十分な安全性が保証できないことなどから、速やかに買い替えることがおすすめです。そのまま使い続けても労災は下りますが、万が一のことを考えると、早めに買い替えるのに越したことはありません。
また、いったん強い衝撃を受けたヘルメットは、見えない部分が破損していたり素材が劣化していたりすることがあるため、こちらも早めに買い替えるとよいでしょう。
なお、私ども「作業用・工事用ヘルメット専門通販 まもる君」でも、高性能・高品質で安全性の高い作業用ヘルメットを数多くお取り扱いしています。多くの皆さんに大変ご好評をいただいておりますので、ヘルメット選びの際は、お気軽にご相談ください。