安全靴は、実は防災グッズとしても優秀です。地震で建物が崩れたり水害でがれきが散乱したりすると、足元は割れたガラスや釘だらけになります。普通のスニーカーでは踏み抜いてケガをするリスクが高く、そんなときに頼りになるのが安全靴です。
この記事では、安全靴が防災用に向いている理由と、選んでおきたい安全靴の条件を、安全靴専門通販「まもる君」が具体的にご紹介します。
安全靴・防災シューズ・避難シューズは何が違う?
「防災シューズ」「避難シューズ」という言葉もよく見かけますが、実はこれらに統一された規格はありません。メーカーが独自に「災害時に適した靴」として販売している商品の総称です。
それに対して安全靴は、JIS規格やJSAA規格という明確な基準に合格し、つま先の耐衝撃性能や踏み抜き防止性能が数値で保証されています。「足先を守る強度」で選ぶなら、規格に合格した安全靴のほうが安心感は上といえます。
安全靴が防災用にもおすすめな理由

安全靴を防災用に常備しておくと、いざというときに次のようなメリットがあります。
踏み抜きによるケガを防ぐ
大きな地震が発生すると、建物が崩れてがれきやガラスの破片が室内外に散乱します。一般的な靴では靴底を簡単に突き破ってしまい、足の裏をケガする事故が後を絶ちません。
安全靴なら、先芯と丈夫なソールが踏み抜きによるケガをしっかり防いでくれます。
安全かつ迅速に移動できる
安全靴を履いていれば、障害物が多い道でもスムーズに歩けます。足元の不安がない分、避難のスピードも上がりますし、長距離を歩くことになっても足の疲れを軽減できます。
災害発生時・避難時の不安をやわらげる
防災用に安全靴を常備しておくだけで、心理的な安心感が違います。備えあれば憂いなし。普段から防災意識を高め、いざというときに落ち着いて行動できるよう、家族分の安全靴を用意しておきましょう。
防災用の安全靴を選ぶときにチェックしたい6つの条件

ここでは、防災用の安全靴を選ぶときにチェックしたい条件を具体的にご紹介します。
自分の足のサイズに合う
まずは、自分の足のサイズに合うものを選びましょう。サイズが合わない安全靴は歩きにくいだけでなく、避難中の靴擦れやケガの原因にもなります。
防災用には、家族それぞれの足のサイズに合ったものを1足ずつ常備しておくと安心です。
>>【関連記事】安全靴のサイズが合わない原因と対処法|正しい選び方を解説
JIS規格もしくはJSAA規格に合格している
防災用の安全靴選びで欠かせないのが、JIS規格もしくはJSAA規格への適合です。どちらもつま先に先芯が入っており、障害物の衝突によるケガから足先を守ってくれます。また、足底に丈夫な素材を使用しているため、がれきやガラス片の踏み抜きによるケガも防げます。
JIS規格は工場や建設現場などの重作業を想定した基準で、耐衝撃性・耐圧迫性ともに要求水準が高めです。一方のJSAA規格(プロテクティブスニーカー等)はスニーカーに近い軽さと履きやすさを両立させているモデルが多く、普段使いと兼用しやすいのが特徴です。1足に絞るなら、日常でも履き慣れておけるJSAA規格のモデルから探すのもおすすめです。
>>【関連記事】安全靴の規格とは?JISとJSAAの違い・見分け方を徹底解説
安全靴 ハイカット PUMA プーマ ヘリテイジ エアツイスト 2.0 MID H&L マジックテープ
着脱しやすい(マジックテープタイプがおすすめ)
着脱しやすい安全靴を選んでおくと、いざというときに役立ちます。紐靴タイプよりマジックテープタイプがおすすめで、紐がほどけて転倒するリスクがなく、子どもや高齢者でもワンタッチで着脱できます。停電で暗い中でも手早く履けるのは、防災用ならではの重要ポイントです。
>>【関連記事】マジックテープを復活させる方法4選!ふわふわの直し方とNG行為も解説
滑りにくいソール(耐滑性)
雨天時の避難や断水後の濡れた床・水浸しの道を歩くことも想定し、耐滑ソールを採用した安全靴を選びましょう。ソールの溝が深く耐滑性能を明記しているモデルなら、濡れた路面でも足を取られにくく安心です。
防水性のある素材
水害時の避難や雨の中での移動を想定するなら、防水性のある素材の安全靴もチェックしておきたい条件です。防水タイプなら浸水した道でも足元が濡れにくく、体温を奪われるリスクを減らせます。
反射材付き
防災用の安全靴を選ぶ場合、反射材付きのものも要チェックです。反射材が付いていると、車や懐中電灯などの光を反射するため、暗い中でも自分の存在をほかの人にアピールできます。
反射材は安全靴に後付けすることも可能ですが、見映えや耐久性を考えると、最初から付いているモデルのほうがおすすめです。
防災用の安全靴の保管・メンテナンス方法

安全靴は買って終わりではありません。いざというときにきちんと使えるよう、保管方法にも気を配りましょう。
すぐに取り出せる場所に保管する
防災用の安全靴は、いざというときにサッと手に取れる場所に保管しましょう。せっかく常備していても、収納の奥にしまい込んだままでは役に立ちません。玄関や寝室など、常に目に入る位置に置いておくのがおすすめです。
定期的にメンテナンス・買い替え時期を確認する
安全靴のソールは、使わずに保管しているだけでもゴムが硬化・劣化していきます。半年に1回程度は取り出して、ソールのひび割れや先芯部分の変形がないか、実際に履いてサイズが合うかを確認しましょう。劣化が見つかったら買い替えを検討してください。
>>【関連記事】靴の寿命は何年?買い替えタイミングを見極める8つのサインと長持ちのコツ
家族分のサイズ・数を揃えておく
成長期の子どもは特に、去年サイズが合っていた安全靴が今年は履けない、ということが起こりえます。家族全員分を1年に1度は見直し、サイズが合わなくなっていないか確認しておきましょう。
安全靴の防災用に関するよくある質問
Q. 普段履きの安全靴を防災用と兼用してもいい?
問題ありません。防災用にしまい込んで存在を忘れてしまうより、通勤や庭作業で日常的に履き慣れておくほうが、いざというときにサイズ感や履き心地に迷わず動けます。ただし兼用する場合は、常に玄関先に置いておき、避難時にすぐ履けるようにしておきましょう。
Q. 防災用に買った安全靴は何年くらい保管できる?
使用頻度やソールの素材によって差はありますが、未使用のまま保管していてもソールのゴムは経年劣化します。目安として2〜3年に1回はひび割れや硬化がないか確認し、劣化が見られたら買い替えるのが安心です。防災の日など点検の目安日を決めておくとよいでしょう。
まとめ
安全靴を防災用に常備しておくと、いざというときに大変重宝します。がれきやガラス片の踏み抜きによるケガを防ぎ、安全かつ迅速に移動できるのが最大の利点です。サイズ・規格・着脱のしやすさ・耐滑性・防水性・反射材の6つの条件を押さえて、家族分の安全靴を備えておきましょう。
なお、私ども「安全靴専門通販 まもる君」でも、防災用におすすめの安全靴を数多くお取り扱いしています。まずは、いろいろとチェックしてお気に入りのモデルを探してみてください。
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