工事現場で使うヘルメットは、安全規格を満たしているかどうかで選ぶのが基本です。とはいえ建築土木用と電気設備用で適した種類が違ったり、使用期限があったりと、知っておきたいポイントは意外と多いもの。この記事では工事用ヘルメットの選び方と、現場別におすすめの6選を具体的にご紹介します。読み終えるころには、自分の現場に合うヘルメットを迷わず選べるようになっているはずです。
工事現場ではヘルメットの着用義務がある

工事現場では、作業者の安全を確保するために、労働安全衛生規則に沿って一定の条件においてヘルメットの着用義務があります。具体的には、以下のとおりです。
● 頭上から物が落下してくる可能性がある
● 高所で作業するなど墜落する可能性がある
● 電気工事の現場で頭部が感電する可能性がある など
なお、労働安全衛生規則のほかにも、クレーン等安全規則、厚生労働省による行政指導通達によってもヘルメットの着用が義務付けられています。
これらのリスクに対応するため、工事用ヘルメット(保護帽)には主に3つの規格があります。
①飛来・落下物用:頭上から物が落ちてきた際の衝撃を吸収する
②墜落時保護用:高所からの墜落時に頭部を保護する
③電気用:絶縁性能を備え、感電を防ぐ
現場によって必要な規格は異なり、複数の規格を兼ね備えた製品も多いので、自分の作業内容に合った規格を確認して選びましょう。
工事現場用のヘルメットの選び方

ここでは、工事現場用のヘルメットを選ぶポイントを3つご紹介します。
耐久性や耐衝撃性に優れている
工事現場用のヘルメットは、耐久性や耐衝撃性に優れている必要があります。工事現場では、頭上から物が落下する、高所作業で足元が狂って墜落するといったリスクがあるからです。
そのため、安全に作業するには、耐久性や耐衝撃性に優れている工事用ヘルメットを選ぶべきなのです。
工事現場での使用目的に合った機能・性能
工事用ヘルメットを選ぶときは、工事現場での使用目的に合った機能・性能であることを必ず確認しましょう。高性能・高機能とされる工事用ヘルメットでも、工事現場での使用目的にそぐわないことがあります。
たとえば、建築土木工事用と電気設備工事用では、適する工事用ヘルメットの条件が異なるので注意しましょう。
使用期限・交換時期を確認する
工事用ヘルメットには使用期限があり、年数が経つと素材の劣化によって衝撃吸収性能が低下します。目安としてはABS樹脂製で2~3年、FRP製で5年程度とされることが多く、製造年月はヘルメット内部に記載されています。ひび割れや変色が見られる場合は、期限前でも早めに交換しましょう。詳しい耐用年数の考え方は下記の記事も参考にしてください。
>>【関連記事】ABSヘルメットとは?特徴・メリット・デメリット・耐用年数を徹底解説
現場別におすすめ&人気の工事用ヘルメット6選
ここでは、現場別におすすめ&人気の工事用ヘルメットを、建設土木工事用と電気設備工事用それぞれに3種類ずつ厳選してご紹介します。
建設土木工事用におすすめのヘルメット3選
建築土木工事用には、以下の3種類の工事用ヘルメットが特におすすめです。
谷沢製作所(タニザワ)工事用ヘルメット ST#1830-JZ II 飛翔special エアライト
「谷沢製作所(タニザワ)工事用ヘルメット ST#1830-JZ II 飛翔special エアライト」は、発泡スチロール製のライナー不使用のエアライト仕様&通気孔ありで通気性がよく、夏場の屋外での作業も快適です。また、前後左右に配置されたブロックライナーには優れた衝撃吸収性があり、飛来落下物・墜落時保護の各規格を満たしています。さらに、バイザー付きなので、屋外での現場作業時に日差しが直接目に入るのを防げます。
進和化学工業(シンワ) 工事用ヘルメットS-19V型T-P式RA
「進和化学工業(シンワ) 工事用ヘルメットS-19V型T-P式RA」は、リーズナブルな価格ながら飛来落下物・墜落時保護の各規格を満たしている高性能さで人気です。屋外での現場作業に嬉しいバイザー付き&夏場に嬉しい通気孔付きで、涼しく着用できます。また、個性的なカラーリングも魅力で、本体15種類×バイザー16種類からお好みの組み合わせを楽しめます。
スターライト工業 工事用シールド付きヘルメット SS-701Z
「スターライト工業 工事用ヘルメット SS-701Z」は、通気孔なし・シールド内蔵タイプの工事用ヘルメットです。ホワイトやグレーなどのシンプルなカラー展開で、各種ロゴシールやステッカーもよく映えます。内蔵されているシールドを引き出せば、予期せぬ事故から目や顔を守ってくれます。
また、雨垂れ防止溝付きなので、雨天時の屋外での作業にも重宝します。
電気設備工事用におすすめのヘルメット3選
次に、電気設備工事用におすすめのヘルメットを3種類ご紹介しましょう。
谷沢製作所(タニザワ)工事ヘルメット クリアバイザー ST#123-JZV(EPA)
「谷沢製作所(タニザワ)工事ヘルメット クリアバイザー ST#123-JZV(EPA)」は、新開発のサポートブロックメカニズムにより、高い衝撃吸収性を誇ります。また、従来モデルから約18%軽量化に成功して約365グラムと軽く、全高も19mm下げて13.3cmとコンパクト化し、スタイリッシュな外観を実現しているのも特徴です。さらに、独自開発のエアライトの採用で通気性が高く、通気孔がない電気工事用ヘルメットの中でも抜群に快適です。
DICヘルメット 工事ヘルメット つば付き SYP型SYE4-S式
「DICヘルメット 工事ヘルメット つば付き SYP型SYE4-S式」は、シンプルでスッキリしたフォルムで人気の電気設備工事用ヘルメットです。飛来落下物・墜落時保護・電気用のすべての規格を満たしており、安心して着用できます。黄色・アクアブルーなどの人気色もラインナップしており、お好みや目的によって選べます。
スターライト工業 工事用ヘルメット PC-5タレ付
高性能な電気設備工事用ヘルメットをお探しなら、「スターライト工業 工事用ヘルメット PC-5タレ付」もチェックしてみてください。飛来落下物・墜落時保護・電気用のすべての規格を満たした高性能・高機能なオールマイティー型で、シンプルなフォルムが特徴です。こちらはタレ付きで、バイク用としても使用していただけます。
ヘルメットを長く安全に使うためのポイント
正しくかぶる・インナー帽子の使用に注意
ヘルメットは正しくかぶらなければ、本来の保護性能を発揮できません。あご紐はしっかり締めて、作業中にズレたり外れたりしないようにしましょう。また、ヘルメットの下に厚手のインナー帽子をかぶると、隙間ができてサイズが合わなくなることがあるので注意が必要です。
>>【関連記事】ヘルメットの下にかぶる帽子はNG?危険な理由と正しい対策・選び方
定期的なお手入れ・洗い方
汗や汚れをそのままにしておくと、劣化や臭いの原因になります。本体は中性洗剤を薄めた水で拭き、直射日光を避けて保管するのが基本です。内装が取り外せないタイプのヘルメットも、正しい手順でお手入れすれば清潔に使い続けられます。
>>【関連記事】内装が外せない作業用ヘルメットも洗える!正しい洗い方の手順と注意点
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まとめ
工事用ヘルメットを選ぶときは、①規格(飛来・落下物用・墜落時保護用・電気用)が現場に合っているか、②耐久性や耐衝撃性に優れているか、③使用期限が切れていないか、の3点を必ずチェックしましょう。まずは、この記事でご紹介した工事用ヘルメット6選を中心に検討すれば間違いがありません。
なお、私ども「作業着専門通販 まもる君」でも、ご紹介した工事用ヘルメット以外にも豊富な種類をお取り扱いしており、おかげさまで大変ご好評をいただいています。ぜひ、いろいろな種類を比較して、現場にぴったりの1着を探してみてください。
