「ヘルメットの色が黒だと、やっぱり暑いのかな?」
「夏用のヘルメットに買い替えるなら、どこを見て選べばいいんだろう?」
現場で毎日ヘルメットをかぶっていると、こんな疑問が浮かんできますよね。結論から言うと、黒など濃い色のヘルメットは、白などの薄い色より熱がこもりやすいのは事実です。ただし、色を選べない支給ヘルメットでも、遮熱機能や通気性で暑さ対策をする方法はあります。この記事では、黒いヘルメットが暑くなる理由と、夏を涼しく乗り切るための選び方・おすすめモデルを詳しく見ていきましょう。
ヘルメットの黒は本当に暑い?色と体感温度の関係

先に結論を言うと、黒色は暑くなりやすいというのは間違いではありません。黒などの濃い色は光(赤外線)を吸収しやすく、白などの薄い色に比べて表面温度が上がりやすい性質があります。炎天下で長時間かぶり続ける屋外作業では、この差がじわじわと体感に効いてきます。
とはいえ、会社支給のヘルメットが黒色と決まっていて、色を選べない現場も多いはず。その場合は、色そのものより「遮熱機能」や「風とおし」で対策するのが現実的です。次の章で、黒色のままでも涼しく着用するための選び方を見ていきましょう。
夏用ヘルメットの選び方4つのポイント

夏用におすすめのヘルメットを選ぶポイントを4つご紹介しますので、それぞれ参考にしてください。
遮熱機能付きを選ぶ
まず押さえたいのが、遮熱機能付きのヘルメットです。外部からの熱をヘルメット内部に伝えにくく、頭部に熱がこもりにくいため、黒色のヘルメットでも涼しさを底上げできます。
遮熱機能には、表面に遮熱塗料を塗装したタイプと、帽体そのものに遮熱素材を練り込んだタイプがあります。塗装タイプは使ううちに塗膜が剥げて性能が落ちることがあるため、練り込みタイプのほうが効果が長持ちしやすくおすすめです。
風とおしのよい設計を選ぶ
風とおしのよさも重要なポイントです。熱や湿気がこもりにくく、蒸れによる不快感を抑えられます。
具体的には、帽体に空気孔があるタイプや、発泡スチロール以外の特殊なライナー素材を採用したタイプが該当します。ただし、電気工事の現場で使うヘルメットは絶縁性の関係で空気孔ありのタイプを使えないケースがあるため、用途に合わせて選んでください。
>>【関連記事】通気性のいいヘルメットおすすめ3選|蒸れない・涼しい作業用ヘルメット
バイザー付きを選ぶ
屋外での作業が多いなら、バイザー付きのヘルメットが断然おすすめです。上方からの強い日差しを遮ることができ、まぶしさ対策・紫外線対策になります。
夏の日中の屋外作業は、強い日差しで目に大きな負担がかかります。バイザーは涼しさだけでなく、大切な目を守るためにも役立つ装備です。
色を選べるなら白系、黒色なら遮熱機能で対策
ヘルメットの色を自由に選べるなら、白色などの薄い色がおすすめです。白などの薄い色は熱を集めにくいため、黒・紺色といった濃い色よりも涼しく着用できます。実際、涼しいと評判の夏用ヘルメットは白系が主流です。
一方で、会社のルールや現場の指定で黒色を使わざるを得ない場合は、色よりも機能で選ぶのが現実的です。遮熱練り込みタイプ×通気孔ありのヘルメットなら、黒色のままでも体感温度をしっかり下げられます。次で紹介する3モデルは、いずれもこの条件を満たした実力派です。
夏用におすすめの涼しいヘルメット3選
ここでは、夏用におすすめの涼しいヘルメットを3種類厳選してご紹介します。実際に大変人気のあるモデルばかりですから、ぜひ参考にしてください。
谷沢製作所(タニザワ)【遮熱】ST#1830-JZ II 飛翔special エアライト

「谷沢製作所(タニザワ)【遮熱】ST#1830-JZ II 飛翔special エアライト」は、独自開発のブロックライナー「エアライト」を採用しています。高い衝撃吸収性能を保持しながらも、風とおしのよさを実現し、夏でも涼しく着用できるヘルメットです。
さらに、遮熱顔料を盛り込んだ本体にクリアバイザー付きで、暑さが厳しい屋外での使用に向きます。
進和化学工業(シンワ)【遮熱練り込み】SS-19V型T-P式RA 着脱式クリアバイザー サーマルレジスト 熱中症対策

夏用の涼しいヘルメットといえば、「進和化学工業(シンワ)【遮熱練り込み】SS-19V型T-P式RA 着脱式クリアバイザー サーマルレジスト 熱中症対策」も外せません。遮熱顔料練り込み型、通気孔ありでとても涼しく、一般的なヘルメットと比較して最大マイナス11℃の体感温度を実現しています。
また、16色から選べるバイザー付きで屋外でのまぶしさ対策も可能です。
DICヘルメット 【遮熱練り込み】SYA-CV型HA2E4M-M3式 エアロメッシュ ヒートバリア 通気孔あり シールド無し

夏用の涼しいヘルメットをお探しなら、「DICヘルメット 【遮熱練り込み】SYA-CV型HA2E4M-M3式 エアロメッシュ ヒートバリア 通気孔あり シールド無し」もご検討ください。こちらは、独自開発の涼しい内装である「AEROMESH エアロメッシュ」を採用し、一般的なヘルメットと比較してマイナス8℃の体感温度を実現しています。
さらに、遮熱樹脂を練り込んだ帽体、通気孔付き、バイザー付きで、夏用のヘルメットとして最適です。
>>【関連記事】ヘルメットの下にかぶる帽子はNG?危険な理由と正しい対策・選び方
>>【関連記事】保護帽とは?ヘルメット・保安帽との違いを解説【選び方も】
>>【関連記事】内装が外せない作業用ヘルメットも洗える!正しい洗い方の手順と注意点
まとめ
ヘルメットの色が黒だと熱がこもりやすいのは事実ですが、支給ヘルメットで色を選べない場合でも、遮熱機能・通気性・バイザーの3点を押さえれば十分に暑さ対策ができます。とくに遮熱顔料を練り込んだタイプは、黒色のままでも体感温度を大きく下げられるのでおすすめです。
夏は、熱中症対策・暑さ対策のためにも、今使っているヘルメットの機能を見直すよいタイミングです。まずはこの記事を参考にして、現場に合った1台を選んでみてください。
なお、私ども「工事用・作業用ヘルメット専門通販 まもる君」でも、夏用におすすめの涼しいヘルメットを多数ご用意しています。ぜひ、さまざまなモデルを比較しながらチェックしてみてください。
