真夏は天気が変わりやすく、雷によって停電が起きてしまうケースも珍しくありません。
特に猛暑の停電は、暑さを乗り切れるような処置をしなくては、屋内で熱中症になる可能性が高まります。
そこで今回は、真夏に停電したときの熱中症対策について、4つのポイントにまとめてご紹介します。
停電時にはエアコン・扇風機が使用できない
現代の生活では、エアコンや扇風機といった家電製品が涼しさを提供する大きな役割を果たしています。
しかし、停電が発生するとそれらがすべて使用できなくなり、室温は急上昇。
高齢者や子どもなど、体温調整が苦手な人ほど熱中症の危険性が高まります。
そのため、電気がない状況でどのように涼しさを確保するかが熱中症対策を考える上で重要です。
停電時に乗り切る熱中症対策4つのポイント
では、どのような対策を行い、停電時の暑さを乗り切るのかをご紹介します。
カーテンで直射日光を遮断する
まずは、カーテンを閉めて直射日光を遮断するのがおすすめです。
日差しが直接部屋に入り込むと、室温は一気に上がります。
遮光カーテンがある場合は積極的に活用し、ない場合でもタオルやシーツで窓を覆い、室温上昇をできるだけ防ぎましょう。
窓を開けて風通しをよくする
窓を開けて風通しをよくすることでも、室温の上昇を抑えることができます。
空気の通り道となる対になる窓を開けて、空気を循環させましょう。
風があるだけでも体感温度は低くなります。
身体を濡らして扇子やうちわで風を送る
不快にならない程度に身体を濡らして、蒸発する際に熱を奪う気化熱によって涼しくするのも効果的です。
もし冷蔵庫に氷がある場合は、停電で溶けてしまうので、身体を冷やしつつ濡らしてあげると、より冷却効果を感じられるでしょう。
こまめに水分・塩分を補給する
停電中は体が熱を持ちやすく、知らないうちに汗をかいて脱水が進むことがあります。
水やお茶だけでなく、経口補水液や塩飴などで塩分も一緒に補給しましょう。
特に子どもや高齢者は喉の渇きを感じにくいため、声をかけながら定期的に摂取させることが重要です。
まとめ
今回は真夏に停電したときの熱中症対策について解説しました。
自宅ではエアコンや扇風機があるので暑さを感じにくいですが、停電が起こると外よりも温度が高くなる可能性もあるので危険です。
ぜひ本記事を参考に、停電が怒っても熱中症にならないような対策を講じていきましょう。