革手袋(皮手袋)の選び方
革手袋の選び方How to Choose
ひと言に革手袋といっても、素材によって大きく4種類に分類できます。
素材の特徴により使用感や価格など大きく異なります。(画像を押すと各素材の特徴の説明に移動します)
外縫い(背縫い)タイプと内縫いタイプの違い
- 外縫い(背縫い)タイプ。外側に縫い目のあるタイプ。背縫いとも呼ばれています。装着時に手に縫い目が当たらないので履き心地がよい。レバー操作などの作業時に縫い目が引っかかり邪魔になることもある。また、縫い目に火が当たると糸が切れるので溶接には不向き。外縫い(背縫い) 商品一覧
- 内縫いタイプ。内側に縫い目のあるタイプ。外縫いとは逆で、縫い目が内側にあるので履き心地は多少劣るが、作業時に縫い目が引っかかることがなく使いやすい。また、溶接などの火が当たっても糸が切れることもない。内縫い商品一覧
縫製・加工のタイプ
- ガンカット縫製指の内側の部分は通常、本体とマチとで部品が分かれているが、それを1枚で裁断・縫製すること。手の平側に縫製部分がないので指まわりの違和感がなく、指先の感覚が生かせる。
- 甲メリヤスタイプ。通気性をよくするために甲部分がメリヤスになっているタイプ。使用時のムレを軽減します。溶接には不向きです。甲メリヤス商品一覧
- オイル加工タイプ。革にオイルを浸透させて加工したタイプ。使いはじめからやわらかく、水にぬれても硬くなりにくいため水洗いもできる。オイル加工商品一覧
- 内綿タイプ。手袋内側にメリヤスを縫い合わせたタイプ。吸汗性がありベタつきやムレを防ぐ。天然皮革独特のにおいが手につきにくく保温性もある。内綿商品一覧
- 手首部分の違い・マジック止めタイプ・・・手首にあわせて止められるので、作業時の手袋のズレを防ぐ
・ジャージ付タイプ・・・着脱しやすく手首にフィットする
・カフスつき・・・手首や衣服の袖をまもる
・カフスなし・・・とっさの脱ぎはめがしやすい
・ロングタイプ・・・袖口が長く、溶接作業時の火花から手をまもるので溶接作業に適したタイプ
牛床革の特徴Features
牛革は本来分厚いため、2枚以上にすくことにより使用目的に合った厚みに分ける作業が必要です。床革とは、一番上の表革(銀面)以外の表面がついていない方の革のことを指し、”スプリットレザー”とも呼ばれている。大変丈夫で肉厚なのが特徴。溶接作業など熱を伴う作業にも使用されるハードワーク仕様。使うほどに手になじみ、柔らかくなる。
- メリット引き裂きや突き刺しに強い。耐熱性がある。厚みがあり耐久性に優れている。比較的安価。
- デメリットオイル加工していないものは使い始めが硬い。
- 用途自動車関連業。鉄鋼・造船業。熱を伴うハードな作業、その他重作業。溶接作業(外縫いタイプは不向き)。
牛表革(クレスト)の特徴Features
牛革は本来分厚いため、2枚以上にすくことにより使用目的に合った厚みに分ける作業が必要。表革(クレスト)はその銀面(表面)を使用した革のことで、一般に”本革”と呼ばれている。見た目にも美しく、丈夫でなめらかなのが特徴。使えば使うほど手になじむ。
- メリットやわらかく丈夫でしなやかな履き心地。手の自由な動きをフォローするので作業性が良い。フィット性が高かく細かい作業に向いている。
- デメリット床革に比べて高価。
- 用途土木・建設業、鉄骨・鉄筋業。運輸・倉庫、荷役作業。重機操作。アウトドア・レジャー。その他一般作業。
豚革の特徴Features
軽量でやわらかく、毛穴3つの穴が1群になっているのが特徴で通気性に優れているのが特徴。水に濡れても硬くなりにくく、コストパフォーマンスにも非常に優れてる。
- メリット軽量で通気性に優れているため長時間の作業でも快適。耐久性、耐摩耗性に優れている。やわらかくて指先の感覚が生かせる。牛革より安価。
- 用途土木・建設業、鉄骨・鉄筋業。運輸・倉庫、荷役作業。重機操作。アウトドア・レジャー。その他一般作業。
合成・人工皮革、その他の特徴Features
- 合成皮革ナイロンやポリエステルなどの生地にポリウレタンなどの樹脂層をコーティングしたもの。柔らかでフィット感抜群なのが特徴。革のような独特の臭いもなく、人工皮革に比べて滑り止め効果にも優れた使い勝手の良い素材。
- メリットやわらかくてフィット性に優れている。グリップ力に優れている。デザイン性がある。革独特のにおいがない。
- デメリット火花を伴う作業には不向き。
- 人工皮革(マイクロファイバー)三次元立体構造の繊維層という不織布ベースに弾性ポリウレタン樹脂を含浸させた人工皮革。組成繊維は天然革に似ており、従来の合成皮革より丈夫で本革に近い特性がある。革独特の臭いも無く、通気性・フィット性に優れた素材。
- メリット通気性、フィット性に優れているので長時間の作業でも快適。合成皮革より丈夫。デザイン性がある。革独特のにおいがない。
- デメリット火花を伴う作業には不向き。
- 用途細かい作業。運輸・倉庫、荷役作業。重機操作。アウトドア・レジャー。
- その他の皮革鹿革、山羊革など。
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